ニュース&レポート

深津絵里&浅野忠信『岸辺の旅』、カンヌで大喝采!黒沢清監督も感無量

岸辺の旅

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイートする
  • Facebookでシェアする
黒沢清監督最新作、第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品されている映画『岸辺の旅』が、17日(日)に公式上映され、W主演で夫婦役を演じる深津絵里&浅野忠信と、黒沢清監督がレッドカーペットと舞台挨拶に登場した。
深津絵里&浅野忠信『岸辺の旅』、カンヌで大喝采!黒沢清監督も感無量

映画『岸辺の旅』は、湯本香樹実が2010年に発表した同名小説を、黒沢清監督が映画化。3年間失踪し突然帰ってきた夫・優介と、彼に誘われるまま旅に出た妻との永遠の別れを描く、究極のラブストーリー。

17日に行われた公式上映では、背中が大きく開いた美しいブラックドレスに身を包んだ深津絵里と、長身を生かしたスマートなタキシード姿の浅野忠信がレッドカーペッドに登場すると、観客からの大きな声援とともに、世界各国から集まった100台以上のカメラのフラッシュが一斉にたかれ、TVクルーたちからは「クロサワ!フカツ!アサノ!」のコールが巻き起こった。

華やかなレッドカーペッド後、公式上映では満場の客席から大喝采が巻き起こり、これが初めてのカンヌ入りとなった深津絵里は、観客たちの大歓迎ぶりに思わず万感の様子で、まさに感無量の初カンヌとなった。公式上映終了後、場内で5分以上にわたるスタンディングオベーションを受けた後、さらに感激した観客が3人を待ちうけ、会場外でも5分以上の熱いスタンディングオベーションが続けられるという、大きな感動に包まれた。

黒沢清監督にとっては、2008年の第61回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」で審査員賞を受賞した『トウキョウソナタ』に続く受賞が期待される。また、本作は今秋フランス国内で100-150館規模での公開も予定しており、今回のカンヌ国際映画祭での好反響に注目が集まっている。

深津絵里&浅野忠信『岸辺の旅』、カンヌで大喝采!黒沢清監督も感無量


深津絵里 コメント

初めてのカンヌ国際映画祭でのレッドカーペッドは、とても緊張しました。レッドカーペッドを歩くこともそうでしたが、それ以上にこれから世界中の方に映画をご覧頂くことにドキドキしていました。公式上映後には、たくさんの方にとてもあたたかい拍手を頂き、撮影中も夢の中のようでしたが、まさに今日も夢の続きにいるかのような気持ちになりました。作品に描かれている愛が、じわじわとしみこんでいるような、あたたかい拍手でした。

浅野忠信 コメント

黒沢監督作品では、俳優としての転機にもなった『アカルイミライ』以来のカンヌでしたが、多くの方々にあたたかく迎えて頂き、映画で描かれたひとつのすばらしい愛のかたちが伝わったかと思いました。レッドカーペッドは緊張しましたが、公式上映後にあんなに多くの拍手を頂き、たくさんの拍手に祝福して頂けて、すごく嬉しかったです。多くの方に作品を気に入って頂けて、映画の愛が伝わったと感じました。

黒沢清監督 コメント

なにより嬉しかったのは、公式上映後のスタンデイング・オベーションの後に、会場の外でも多くの方が残って頂いていて、たくさんの拍手で迎えられたことです。あたたかい拍手で、本当に感激しました。深津さん、浅野さんが出演して下さることが決まってから、この映画は大丈夫だと思っていましたが、こうして一緒にカンヌに来られて嬉しいです。
2015年5月18日
『岸辺の旅』
2015年10月1日(木)より、テアトル新宿ほか全国ロードショー
公式サイト:http://kishibenotabi.com/