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本当は“騙されやすい”堺雅人が結婚詐欺師を演じる『クヒオ大佐』舞台挨拶

クヒオ大佐

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「モシモシ?イマ、イスラエルノジョウクウ…」などと、アメリカ軍人と偽り、まさかのテクニックで次々と女を騙し続けた、ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐(自称)。この実在の詐欺師の物語を映画化した『クヒオ大佐』が、いよいよ10月10日(土)よりロードショー。この公開を前に都内で行われた試写会の舞台挨拶に、堺雅人と松雪泰子が登壇した。
画像:『クヒオ大佐』試写会舞台挨拶


画像:『クヒオ大佐』松雪泰子画像:『クヒオ大佐』松雪泰子画像:『クヒオ大佐』堺雅人
ドラマや映画で多彩な役どころを演じ分け、2009年は『ジェネラル・ルージュの凱旋』『ラッシュライフ』『南極料理人』と、主演作も目白押しの堺雅人。今回の『クヒオ大佐』の役作りについて堺は、「日本人がアメリカ人のふりをしてカタコトの日本語を話す。という、俳優としては技術的に試してみたいものだったんですが、あまりの複雑さに途中でどうでもよくなって(笑)、監督の指示に従って演じました。僕の役作りは腕立て伏せぐらいでした。」と謙遜気味に語った。

松雪泰子演じる弁当屋の女社長・しのぶは、クヒオの荒唐無稽な口上にまんまと騙されながらも、最後まで献身的に尽くそうとする女性。あまりの純真さに、「よしなさいよ…」と、男女問わずツッコミを入れずにいられないキャラクターだ。しのぶという女性について松雪は、「クヒオは、イリュージョンの中に生きているような男。そんな彼を愛した女だからこそ、クヒオよりも少しおかしいのかも。純粋すぎてドンくさい、イタイ感じになればいいかなと思って演じました。」と語り、「シュールな映画が好みの方にはピッタリな作品だと思います。」と作品をアピールした。

さらに、「実際にクヒオが現れたら?」との質問には、「騙されているフリして、ちょっと乗ってみたいですね。どんな技を繰り出してくるか検証してみたいです。」と、役柄とは逆に、余裕の表情。

一方、「過去に騙され経験は?」と聞かれた堺は、「……。あんまり思いつかないということは、僕自身が騙されやすいんだと思います。あまり人を疑わないというか、信じるところから始めたいなと思っていて。謙遜で、『演技苦手なので…』とか言われると、『あ、苦手なんだ』と思っちゃったり(笑)。だから、あまり僕の前で謙遜しないほうがいいと思います。」と、笑いを誘った。

また、この日は“婚活中の独身女性”限定の試写会ということで、来場した女性客へ「騙されないためのアドバイス」として、「意思とは関係なく、人は恋に落ちるんだと思う。恋はするものではなくて、気がついたらなっているもの。素敵な出会いがありますように。」と、堺。そして、松雪からは、「疑うことから入るなんて健全じゃないと思う。楽しんで自由な恋愛をしてください。」とメッセージが贈られた。

ところで、この日の試写会では、入場時にピンクの“婚姻届”が配られており、なんと、夫の欄には既にクヒオの嘘っぱち署名と“クヒオ”印の印鑑が…。フォトセッションではみんなが婚姻届を振りかざし、堺に向けて「結婚して~っ♪」と、熱烈プロポーズするというシュールな展開に。200人のプロポーズを受けたら、堺もホンモノの詐欺師にならざるを得ないが、当の本人はタジタジで圧倒された様子だった。
2009年10月5日
『クヒオ大佐』
10月10日 渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国ロードショー!
公式サイト:http://www.kuhio-movie.com/