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ギレルモ・デル・トロ、「マジンガーZ」永井豪と対面し大興奮「一緒にカラオケで主題歌を歌おう!」

劇場版マジンガーZ(仮題)

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フランスで開催されている「アヌシー国際アニメーション映画祭」にて、『劇場版マジンガーZ(仮題)』の特別イベントが実施され、原作者の永井豪が同映画祭に初参加。同作の最新映像が公開されたほか、会場に訪れたギレルモ・デル・トロ監督(『パシフィック・リム』)と永井の対談が実現した。
ギレルモ・デル・トロ、「マジンガーZ」永井豪と対面し大興奮 「一緒にカラオケで主題歌を歌おう!」
6/12~17の日程で行われているフランス・アヌシー国際アニメーション映画祭。6月14日(※現地時間)に、映画祭のメイン会場・ボンリューにて行われた特別イベントでは、940名キャパの会場が完売になるのほど多くのファン達の期待が集まった。

熱気溢れる中、フィギュアやグッズを大量に買い込んだファンや、「マジンガーZ」や「グレンタイザー」のTシャツを着た熱狂的なファンが集まるその観客席に、『パシフィック・リム』監督のギレルモ・デル・トロがサプライズで参加。突然の登場に観客が喜ぶ中、永井豪が観客席へと現れ、ギレルモの持参したノートにマジンガーZのイラストとサインを直筆。ギレルモは大興奮で「サンキュー!アリガトウ!」と大きな抱擁をかわし、感激の笑顔でガッツポーズをとっていた。

今回の映画について永井は「当初より、今の世の中の方がマジンガーZが活躍するのにふさわしいと思います。未来に対する混乱を感じながら、強い力で平和を取り戻す為のヒーローを求めている空気があると思う。僕自身は45年前に作ったときもその当時より先の時代を見てつくっていたので、そういう意味で現代のほうが合っていると思います」と熱く語った。

ギレルモ・デル・トロ、「マジンガーZ」永井豪と対面し大興奮 「一緒にカラオケで主題歌を歌おう!」

イベントでは、完全新作エピソードとして、TVシリーズ最終回からの続編となる世界を描いたストーリーであること、劇場版のオープニング楽曲を水木一郎が務めること、劇中音楽を「マジンガーZ」の作曲家・渡辺宙明の子息、渡辺俊幸が担当することなど最新情報を紹介したほか、世界最速で最新映像となる<アヌシー特報>を解禁した。

特報では、マジンガーZのパイロット・兜甲児らしき後ろ姿が垣間見え、ホバーパイルダー(操縦席)がマジンガーZの上空へと飛び立つシーンと共に、重厚感とスケール感たっぷりにアップデートされた、隆々たる巨大ロボット・マジンガーZが立ち上がる姿が明らかに。さらに、マジンガーZの宿敵として、当時を知るファンには見覚えのある機械獣との圧巻のバトルシーン、マジンガーZが必殺武器・光子力ビームを放つ場面も映し出され、まさに、「マジンガーZ」超復活の様子がたっぷり詰まったファン垂涎の映像となっている。


この映像について永井は、「技術が素晴らしいです。3Dと2Dが一緒になってうまく機能するのか心配でしたが、実際みてみるとなんの違和感もなくキャラとロボが一緒になっている。そこが一番感動しました。昔のファンの人たちもすごく喜んでみてもらえると思いました」とコメント。

イベントでは最後に永井が、「昔からみた人も、これからはじめて見る人も、キャラクターの魅力を沢山感じていただけると嬉しいです。先ほど、ギレルモさんにマジンガーのような力で抱きつかれて(笑)。子供の頃にすごい影響をうけたと感謝されましたが、彼のような素晴らしい才能が新しいマジンガーによって影響を受けて次々と生まれてくることを期待しています。みなさんの中にもそういった才能ある方がうまれることを願っております」とファンに向けてメッセージを送った。

また、特別イベントの前には、かねてより大の永井豪ファンを公言していたギレルモと永井が初対面を果たしていた。

ギレルモ・デル・トロ、「マジンガーZ」永井豪と対面し大興奮 「一緒にカラオケで主題歌を歌おう!」

大の永井ファンのギレルモは、以前より永井に会うことを熱望していたもののタイミングが合わず、フランス・アヌシーの地でついに念願かなっての初対面。会った瞬間から大きな抱擁で永井を大歓迎したギレルモ。感動のあまり涙ぐみながら「ずっとお会いしたかった。子供の頃にクリスマスプレゼントで(マジンガーの)おもちゃをもらって遊んでいた。本当に光栄です。感謝の気持ちで一杯です。永井さんの作品にとても影響を受けています」と嬉しそうに語った。

そして解禁された映像を見たギレルモは、「ロボットのディテールが素晴らしい!」と絶賛しながら終始笑顔で鑑賞。「永井先生の作品は僕や僕の世代の人たちに大きな影響を与えている。僕の人生を変えたんだ。子供の頃、友達みんなとアニメを見ながら、永井先生の名前を見て、『この人は一体誰なんだ?!』と騒いでいたんだ」と子供時代を振り返り、「永井先生は、マシーンアニメ界のモーツァルトだ」と大絶賛。「僕の作品も大きな影響を受けている。『パフィシック・リム』の中ではエルボーパンチも登場したんだよ!」と嬉しそうに語った。

そして、「映画の完成が待ちきれない。僕、日本に観にいくよ!一緒にカラオケに行って、主題歌を歌おう!」と映画の完成に大いなる期待を寄せていた。対談の最後には、「マジンガーZ!」と叫びながら再び永井を大きく強く抱擁。終わりに先生のサインをほしがったギレルモは、「僕は誰にもサインをねだったことはないんだ」と恥ずかしそうに告白していた。
2017年6月16日
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