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渋谷すばる、クロマニヨンズ甲本・真島からのメッセージに「泣きそう」

味園ユニバース

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2月14日(土)公開の映画『味園ユニバース』の完成披露試写会が、15日(木)、めぐろパーシモンホールにて行われ、本作で映画単独初主演を務めた渋谷すばる(関ジャニ∞)と、共演の二階堂ふみ、山下敦弘監督が登壇した。
渋谷すばる、クロマニヨンズ甲本・真島からのメッセージに「泣きそう」

映画『味園ユニバース』は、大阪を舞台に、人生を踏み外し、“歌うこと”以外すべての記憶を失った男が、あるバンドとそのバンドマネージャーの少女との出会いをきっかけに、自身を見つけ出そうとする物語。

15日に行われた舞台挨拶付完成披露試写会では、ゲストが登壇するやいなや大歓声に会場が包まれ、「雨の中本当にありがとうございます!今日は楽しんでいってください!!」と渋谷が挨拶し、場内は一層大盛り上がり。黒のワンピースに身を包んだ二階堂も今日を無事迎えられた喜びを語った。

また本作は、1月21日(現地時間)より開催される第44回ロッテルダム国際映画祭で、スペクトラム部門へ正式出品されており、渋谷の参加も決定。「うまく話せないと思うので、挨拶くらいは英語を練習していきます。それでも伝えられないことも沢山あるかと思うので、もういっそライブしてこようと思ってます!思いっ切り暴れてきます!」と意気込んだ。山下監督も「『リンダリンダリンダ」を過去に同映画祭で上映した際に、音楽の力をすごく感じました。今回も渋谷さんの歌声は人々の心に届くと思うので、それを楽しみにしています」とコメントした。

舞台挨拶では、すでに本作を鑑賞したザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトや真島昌利、宮沢りえ、岡村靖幸ら著名人からの絶賛コメントも披露され、「クロマニヨンズさんのお二人のコメントにちょっと泣きそうです。宮沢りえさん、マジでみてくれたんですか?スゲエ!ありがとうございます!」と渋谷。二階堂も「岡村靖幸さん、恰好良くてすごく大ファンなんです!『味園ユニバース』独特の空間やそこに詰まった想いを、この映画で感じていただけたんじゃないかなと思うと、大変うれしいです」と喜んだ。

さらに本作上映終了後には、渋谷が再登場しサプライズライブを決行。本作の主題歌「ココロオドレバ」「記憶」の2曲をセッション交えて熱唱し、観客のボルテージは最高潮に。「今感じていること、一人でも多くの人に言いふらしてくれ!」とアツい想いを残し、イベントを終えた。

登壇者のコメントは以下のとおり。

渋谷すばる(記憶喪失のヴォーカリスト、大森茂雄&ポチ男役)


大阪が舞台ですが、撮影はいかがでしたか?
「味園」は生まれ育った場所では無いんですが、大阪というだけでリラックスして撮影に臨めましたし、純粋に楽しめました。

初めての山下監督作品への出演ですが、現場では監督とどのようなやりとりで作品を作り上げた?
山下監督で良かったなと思いました。あまり芝居の現場にもまだ慣れていない中で、実際に撮影が始まるまで少し不安だったんですが、監督含めてスタッフ、キャストの皆で一緒に少しずつ作っていけたので本当に楽しかったです。

二階堂さんとの初共演に関して
良い感じでしたね。何がどうっていうは分からないんですが、本当に良い感じになったなって(笑)。二階堂さんとは撮影の合間はほとんど話していないんですが、「用意スタート!」ってなってからの関係というか、その距離感がお互いに丁度良かったなって思います。

劇中での歌唱シーンに関して
「やってやるぞ!」って想いで思い切って臨みました。「やってやったぞ!」って思うかどうかは観てくださった方々が満足するかどうかですが、ただ、本当に一生懸命やりました。

二階堂ふみ(赤犬マネージャーでポチ男の名付け親、佐藤カスミ役)


山下監督作品への出演に関して
14歳の時に初めてお会いしていたんですが、昨年知人の結婚式に出席した際、山下監督も偶然参加されていて。人の結婚式の最中に「私を出演させてください!」って何度も営業してました(笑)。山下組への参加は初めてだったのですが、赤犬さんなどいわゆる“面白いおじさん達”、山下監督と昔から一緒に映画を作っていた仲間に加われて光栄でした。素敵な現場でした。

渋谷さんとの初共演に関して
現場で他愛もない会話をするのも楽しい時間だと思うんですけど、今回のように撮影がスタートしたらお互いスイッチを入れて演技するってのいうのも、ある意味で“現場っぽい“ように感じて居心地が良かったです。また、渋谷さんの歌声は本当に鳥肌が立って感動しました。

初の関西弁への挑戦に関して
本当に大変でした。ただ、大阪の地に魅了されて本当に良いところだなって感じて。撮影全体もそうなんですが、スタッフも含めて皆で一緒に作り上げていけたので何とか乗り越えられました。赤犬さんたちともとても仲が良くなって、撮影後に大阪を訪れた際にも一緒にヨドバシカメラにゲームを買いに行ったり、20歳を迎えた時も一緒にいました(笑)。

山下敦弘監督


現場での渋谷さん、二階堂さんに関して
この映画は渋谷くんが軸なので、期待していたのですが、渋谷さんの演技は想像以上に、良かった。素晴らしい俳優だと思います。二階堂さんは14歳の頃から知っていたんですが、時間が経って改めて彼女の演技を見て驚きました。素晴らしい女優です。関西弁もすごく苦労しながら最終的にはマスターしてくれましたし。二人はほとんど話さないんですよ(笑)。ただ、決して険悪とかではなくて、二人のスタンスみたいなものが似ているんだなと思います。ちなみに、唯一大雨で撮影が中止になった際、渋谷君と二階堂さんが話しながら待機部屋で演奏されていて、珍しい!って現場は盛り上がりました(笑)。メイキングにも収めているかと思います。


☆著名人コメント


伝染注意!! ポチ男は、うつるんです。カスミは、うつるんです。
かっこいいものは、うつるんです。すばる、愛してるぜ。
──甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)

ふれるのか わからない
みえるのか わからない
わかるのか わからない
うたう おおごえで 
──真島昌利(ザ・クロマニヨンズ)

失った過去。失いたい過去を破壊する主人公の歌声を自分の心に、響かせて、明日を創造してしまう。
──宮沢りえ(女優)

以前、味園ユニバースで仕事をした事があるんですが、本当に昭和のグラマラス感溢れる関西が、そのままパッケージされた凄い空間でした。この映画の風景、そのものでした。
まるで、その味園の匂いがしてきそうな、ノスタルジックでリアルな青春映画です。
──岡村靖幸

カラっからに乾いた人々の心を潤していくポチ男の歌。
いいライブを堪能したあとの、音楽に背中を押されたような感覚。しょーもない日々が、少しざわつく物語。
──社長(SOIL&”PIMP”SESSIONS)

そうそう赤犬てこういうバンド。
とあるシーン、主役の後ろでフォーカスが行かないまんま喋ってた赤犬たち。ピンぼけしてるくらいがちょうどいい。だってキャラ濃すぎるし、淡々と衣装替えするおっさんの裸だし。ただ、そこに在るがままのおっさんたちの優しさよ。包容力よ。僕は確かに抱きしめられたのだった。包まれたのだった!ピンボケの優しさ。これぞ音楽じゃなかろうか。
二階堂ふみさんの次に、チョッピーさんの演技に脱帽。映画、すんげぇ良かったです。
──浜野謙太(SAKEROCK、在日ファンク)

人生、山あり谷ありだけど勇気を出して前に進む大切さを教えてくれるとても素敵な映画だ!男女の友情はあるのかもしれないすね、味園Love! Thank You
──マーヤLove (N'夙川BOYS)

街には騒ぎがあり、過去ある人がいる。紡がれる物語を街の魅力がほんわかとした気持ちにさせる。
私のホームタウン、大阪をこの映画で体感して欲しい。「赤犬」最高!
──なおこ(少年ナイフ)

響きました、殺風景バックに二階堂ふみさん、渋谷すばるさん、演技ってか魂を見せられた、良かった、僕だって客に西瓜の唾吐き捨てたい、僕だってカスミさんが欲しい。
──の子(神聖かまってちゃん)

あんまり映画を観ることに慣れてない私にも、味園感がびしびし伝わってきました。おもしろかったです。どうせ生きるなら楽しいほうがいいですね。
──後藤まりこ(ミュージシャン)

独特すぎる千日前や日本橋の雰囲気と、赤犬はじめ個性強すぎるキャラクターでいっぱいなのに、渋谷さんの歌声と二階堂さんの演技が誰にも刺さる、純粋な音楽映画です!
──劔樹人(男の墓場プロダクション)

全てを削ぎ落とされて残った剥き出しの感情と音楽に、ズドンと魂を打ち抜かれました。
何にも無いからワクワクして、何にも無いから一緒に唄い踊りたくなる!
──三木孝浩(映画監督『陽だまりの彼女』『くちびるに歌を』)

ポチ男の歌は、恋に恋する感覚を知らせてくれる。決して言葉にされぬ恋を生きるカスミのまなざしが、やがて観客の瞳に移植され、彼だけが歌える歌を心一面に流すのです。
──山戸結希(映画監督)

渋谷すばる君の迫真の演技最高!オレいっぺんにファンになったよ。
ちなみにオレ昔のユニバースの専属バンドでピアノ弾いとんたんや。どや、エライやろ!
──キダタロー(作曲家)

記憶なくした若者と、やたら元気なネエちゃんと、えがくオモロイ人間模様。
泣いて笑うて花咲かそ。浪花人情下町ロック。生きる勇気が湧きまっせ!
──浜村淳(パーソナリティ)

「ウラなんば」がここ数年豹変している。前向きの再生エネルギーが渦巻いている。
昔からの街に現代が咲いた。映画「味園ユニバース」は生きている。
──嘉門達夫(シンガーソングライター)

渋谷すばるファンは女子が多くを占めるだろうが、渋谷すばる氏を彼女達に独占させたくない!
ジャニーズ・ダイナマイト・ヤング・ソウル・シンガー・渋谷すばる!!昭和、キャバレー、大阪、チンピラ!こんなにフィルム映えするなんて、そして、こんなに歌心あるなんて。奮えた!
山下さん、二階堂さん、赤犬さん、グッジョブ!
そして、断言しよう!渋谷すばるは俺たちのもんでもある!
──大谷ノブ彦(芸人/ダイノジ)

赤犬というバンドの持つ猥雑感と共鳴した渋谷すばるの歌唱が想像を遥かに超えて良かった!彼の歌声がこの作品に躍動感と説得力を与えています。
──コトブキツカサ(映画パーソナリティ)

渋谷すばるってあんなええ役者やったん?ごめん知らんかった。これはほんまに謝っとくわ!二階堂はもちろんのこと、紗理奈さえ、ええ役者になっとる。ということは監督山下の為せる技なんか?いやあ、色んな味発見満載の映画、まさに味園ユニバースやん。
──倉本美津留(大阪育ちのお笑い放送作家)

渋谷すばると二階堂ふみとくれば、目の力が凄い映画だってわかる。
空気も重い。だから笑顔が出て来るだけでフッと気が晴れる。
──江川達也(漫画家)

大阪独特のヒリヒリ感と、なんともいえないあたたかさが混在した、素晴らしい作品でした。
歌が導く、二人の生きる道。渋谷さんの魂の歌声と、二階堂さんの笑顔と、共に。
──中島ヒロト(J-WAVE「SATURDAY SONIC」ナビゲーター/FM802 「802 RADIO MASTERS」DJ)

音楽によって記憶が蘇ってくることが誰にもあるけれど…その力とカスミの素朴でまっすぐな優しさが
どん底の男の生き方をも変えた!僕らはみんな音楽に救われている!
──サッシャ(ラジオDJ)

どうにもならない時もあるけど、一番目の前のことに全力でもがくこと。そこから何かが開けてしまうのが人生のフシギ。忘れていましたよ、こんなヒリヒリ感…。
全員が全員、不器用で、危うくて、どうしようもなく目が離せない!
──秀島史香(ラジオパーソナリティー)

渋谷すばると赤犬、さらにオシリペンペンズまで同居するのは、コアとメジャーを繋げる山下敦弘ならでは。こんなかっこええ「古い日記」を聴いたんはオリジナル以来ですわ!
──森直人(映画評論家)

山下敦弘に赤犬ときたらサイコーにきまってる。渋谷すばるもサイコーにファンキー。
つまりはサイコーに熱い音楽映画が誕生したわけです。
──川上健太(CDジャーナル編集長)

山下監督の、ぶんむくれ女子シリーズ!二階堂ふみPA卓仁王立ち篇。今度のぶんむくれはこたつでモラトリアムどころか、オス犬どものケツを叩いてガシガシ働く。人生に追いつかれないように。強いから守るんじゃなく、守るから強くなれるんだ。
──町山広美(放送作家)

消したいが消し去れない過去、忘れようにも忘られぬ昔の歌。しかし昨日と訣別する覚悟を決めたとき、宇宙(ユニバース)に生まれるのは明日をつくる音楽だ。最後の渋谷すばるの貌(カオ)を見よ!
──ミルクマン斉藤(映画評論家)

やるせなくて、混沌としていて、昭和チックなポップで、人間関係も街もごちゃまぜで、でもなんか楽しくていい。二階堂ふみの安定感と渋谷すばるの“語る目”もいい。すごくいい。
──新谷里映(映画ライター)

山下監督作品なら何はともあれマスト。で、面白い!主演の渋谷すばるは性格俳優として今後、楽しみな演技。ヒロインの二階堂ふみの肝が坐った関西っ子役が小気味いい!
──山崎二郎(『バァフアウト!』『MOVILIST』編集長)

どんよりとした鋭利、地べたを這うユーモア、これら山下敦弘の特徴がいかんなく発揮された新作で、渋谷すばる、二階堂ふみもどんよりと鋭利に存在する。
すばるはみごとに役者の顔となっていて、驚嘆。
──滝本誠(評論家)

赤犬の皆さんのなんだかボンヤ〜リした佇まいっぷりが魅力的でした。マネージャー兼PAの二階堂ふみにいつも怒られ、でもこっそり恋焦がれつつ、演奏する毎日。とか。憧れる!
──渋谷直角(ライター、まんが家)

味園ユニバース。味の園。そして宇宙。ごった煮の宇宙、大阪。ポチ男とカスミ、2つの隕石が紡ぐ絶望と希望を赤茶けた宇宙大阪を背景に勇気と根気の輝きで魅せてくれた!
──竹原 一平(味園ユニバースビル)
2015年1月16日
『味園ユニバース』
2015年2月14日(土)全国ロードショー
公式サイト:http://misono.gaga.ne.jp/