ニュース&レポート

二階堂ふみ、「長年願い続けていた作品」映画化に感激 『蜜のあわれ』完成披露舞台挨拶

蜜のあわれ

  • Facebookでシェアする
  • ツイートする
作家・室生犀星の同名小説を映画化した『蜜のあはれ』の完成披露イベントが行われ、キャストの二階堂ふみ、大杉漣、永瀬正敏、石井岳龍監督が舞台挨拶に登壇した。
二階堂ふみ、「長年願い続けていた作品」映画化に感激 『蜜のあわれ』完成披露舞台挨拶

浅草橋 ヒューリックホールで行われた 完成披露イベントでは、アートアクアリウムの作品である「花魁」という約1000匹の金魚が泳ぐ巨大金魚鉢が舞台中央に置かれ、華やかな着物に身を包んだ二階堂ふみ、大杉漣、永瀬正敏、石井岳龍監督が登壇。

雨の中会場まで駆けつけてくれた観客に「本日は皆様、お足元の悪い中会場までお越しいただきありがとうございました。“お足元の悪い中”と言うのが夢だったので夢が叶って嬉しいです(笑)」と二階堂。役柄さながら金魚をイメージした二階堂の着物姿の感想を聞かれた大杉は、「まさに赤子ですね。映画の衣装も素敵でしたが、着物姿も素敵です!」。永瀬からは「このままポチョンと水槽の中から出てきそうで可愛らしいです」と絶賛された。

本作は大正から昭和にかけ活躍した文豪・室生犀星の小説「蜜のあわれ」の初の映画化。映画化したきっかけについて聞かれた監督は「タイトルにまず惹かれました。人間になった金魚の女の子と老作家の幻想的で面白い会話劇の物語で、非常に映画化が難しいと思ってましたが、その分燃えましたね」。すでに高校生の時に原作を読んで映画化を願っていた二階堂は「この作品が映画になったらどうなるんだろうと思っていたので、夢が叶って嬉しいです。若い人にもぜひ映画を見た後は、原作も読んで欲しいです!」

イベントではホワイトデーにちなみ、男性陣から「二階堂さんの魅力」の告白のサプライズも。監督からは、「だんだんと成長していく赤子をいろいろな表情で表現してくれたのですが、ある時、高峰秀子さんに見えた瞬間があったんですよね。驚きました」。それを受けて二階堂は「高峰さんは日本映画の女優さんの中で一番好きな女優さんなので、とても嬉しいです!」と大喜び。そして撮影時の苦労話を聞かれた二階堂は「寒い時期で薄着での撮影だったのですが、撮影の笠松さんから『鳥肌を止めろ!』と言われたのが一番大変でした(笑)」

最後に二階堂が「長年願い続けていた作品がやっと映画化になりました。是非この作品の世界観に浸っていただければと思います」と観客にメッセージを送ると、大杉も「今の日本映画になかなかない作品だと思います。こういう映画がたくさん生み出されるため、より多くの人にこの作品を映画館で見ていただきたいです」と話し、大歓声の中、会場を後にした。
2016年3月15日
『蜜のあわれ』
2016年4月1日(金)より、新宿バルト9他にてロードショー
公式サイト:http://mitsunoaware.com/