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瑛太、ひとりぼっちの山小屋で監督のドッキリに恨み節『モンスターズクラブ』プレミア試写会

モンスターズクラブ

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実在する爆弾魔“ユナボマー”にインスパイアされた衝撃の物語『モンスターズクラブ』のプレミア試写会が23日(木)、東京・スペースFS汐留で行われ、主演の瑛太をはじめ窪塚洋介、草刈麻有、ピュ~ぴる、KenKen(RIZE)、そして豊田利晃監督が舞台挨拶に登壇した。
瑛太、ひとりぼっちの山小屋で監督のドッキリに恨み節『モンスターズクラブ』プレミア試写会

上映終了後に登壇したゲストたちは、はじめに一言づつ挨拶。窪塚がなぜか「キャリーぱみゅぱみゅです」と挨拶をし笑いをとると、続くKenKenも「レディ・ガガです」。さらにピュ~ぴるも困った顔で「志村けん…」と和ませ、豊田監督が「加藤茶です」とキメて、会場を笑わせた。

映画『モンスターズクラブ』は、天才数学者にして、18年間全米を震撼させた爆弾魔“ユナボマー”(セオドア・カジンスキー)の生涯に着想を得て製作されたドラマ。雪深い山奥で一人で生きながら、爆弾を作ってあらゆる機関や企業に送りつけ、日本社会のシステムを壊そうとする男の運命を描く。

豊田監督の『青い春』でスクリーンデビューした瑛太は、『ナイン・ソウルズ』『空中庭園』を経て4度目のタッグとなる本作で、豊田組初主演を実現させた。瑛太の起用について監督は、「新井(浩文)くんに電話したらその横に瑛太がいて、「俺がやりたい」って言ってくれた。瑛太はストイックなものを持っているけど、(映画では)あまり出していなかったので、新しい魅力が出せるんじゃないかと思った」。この言葉を受けて瑛太は、「新井くんの横にいてよかった…」と笑わせ、「やるべきものが、運命というか必然のように目の前にやってきた。しっかり応えたいと思った」と語った。

窪塚の起用については、「4本ぐらい(窪塚とのタッグを)企画したけど実現しなかった。長男役で真っ先に浮かんだのが窪塚くん」と監督。窪塚は、「“ユナボマー”で豊田監督、となったら、やるしかねぇだろう…と思いつつ、5分ぐらいの壮絶な映像サンプルを観て、ただ事じゃないと思った。僕が一生このまま役者をやっていったときに、こんなセリフを言えるチャンスはない、というのもたくさんあった」とコメントした。

本作で映画初出演を飾ったKenKenは、「(初出演が)こんなに素晴らしい作品で感謝しています」。草刈は、「(オファーを受けた時は)短期留学してたけど、話を頂いた瞬間に、速攻帰ろうと思った」と、豊田監督の前作『蘇りの血』に続いての出演を喜んだ。そして、アーティストとして活躍するピュ〜ぴるは、「監督の頭の中にあるイメージを具現化するために大勢のスタッフが動いて、その中に私も入るというのは初めての経験でした。今後もこういう映画に関われたら素晴らしい」と語った。

撮影前、一人で山小屋に一泊したという瑛太は、その際に監督からドッキリを仕掛けられたと告白。「山小屋に“P(劇中のピュ〜ぴるの役柄)”が現れたんです。それは、監督に指示された助監督さんだった。それからはもう、寒いし怖いし神経過敏になって、一切寝れなくなった。ヒドイ監督だった」と恨み節。監督は、「去年で一番笑いました。中から瑛太の「おおぉーっ!」って声が聞こえてきて爆笑してました」と嬉しそうに語った。

最後に瑛太は、「撮影中、辛いこともあったけど、窪塚さんがずっと一緒にいてくれた。この人に話を聞いてもらいたいと思って、死生観って何だろうとか色んな話をして、窪塚さんに救われた」と、窪塚が精神的な支えになったことを明かすと、窪塚も「瑛太は主演という立ち位置で、すごく凛としてた。俺だったら出来なかったかもと思うことも、瑛太は胸を張って凜として居続けた。それが瑛太のすごさだと思う。すごいな、ありがたいなと思ったのは俺のほうやで」と瑛太を褒め称えた。
2012年2月24日
『モンスターズクラブ』
2011年4月21日(土)、ユーロスペース他にてロードショー!!
公式サイト:http://monsters-club.jp/