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堀北真希の萌え系キャラ熱演に、吉田監督「胸が痛かった」…映画『麦子さんと』完成披露試写会

麦子さんと

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12月21日(土)より公開される堀北真希主演の映画『麦子さんと』の完成披露試写会が行われ、主演の堀北と、メガホンをとった吉田恵輔監督が舞台挨拶に登壇した。
堀北真希の萌え系キャラ熱演に、吉田監督「胸が痛かった」…映画『麦子さんと』完成披露試写会

映画『麦子さんと』は、『純喫茶磯辺』、『さんかく』の吉田恵輔監督の最新作。アニメ好きのオタク女子“麦子”と、麦子を捨てたはずの母との絆を描いた本作は、主人公の麦子役に堀北真希、頼りなくてだらしないギャンブル好きの兄役に松田龍平、突然押しかけ2人の生活を引っ掻き回す母親役に余貴美子など多彩なキャストが顔を揃える。

満席の客席を前に舞台挨拶に立った吉田監督は、構想8年の歳月を振り返り、「勝手に頭の中で堀北さんが、台本の中で動いていたので実際演じていただいて、すごく嬉しいです」と感無量の様子。念願叶い、実際に堀北と仕事した印象を「ものすごくプロの女優だという感じがして、氷点下の中意地悪な格好させても、嫌な顔せず、本当に信頼できる女優さんなんだなと、びっくりしました」と語り、太鼓判を押した。

劇中で、アニメ声優を目指す主人公・麦子を演じたことについて堀北は「まだ(声優を)目指している段階なので、完璧じゃなくても良いかなと思いながらも、不安だったので練習しました」と明かすと、吉田監督は、「出来上がったアニメが萌え系で、おかしな感じだったので、胸が痛くなりました(笑)」と感想を述べた。

また、堀北演じる麦子の兄・憲男を演じた松田龍平について吉田監督が、「この二人が一緒にいたら気持ち悪い雰囲気になるんじゃないかと思って」とキャスティングの決め手を語ると、堀北は、「自分のお芝居のやり方が合っているかなという不安はありましたが、兄弟の関係性は、ちょっとクスっとわらっちゃうような空気感ができればいいなと思った」と振り返った。そして、母親役の余貴美子について「母性が強い、見ていて苦しくなるお母さん像が良いなと思って。余さんに演じてもらえば愛情の濃い作品になるんじゃないかと」と吉田監督。劇中では娘役だけではなく、母親の若かりし頃も演じた堀北は、「笑顔になればなるほど、麦子として胸が痛くて、いいラストにいけたのかなと思います」と語った。

本作で挿入曲となっている、松田聖子の「赤いスイートピー」について吉田監督は、「恋愛をテーマにした歌なので結びつきはないんですが、僕が小学校低学年くらいで、家族団欒の時にかかっていた曲。だから勝手に結びつけたところもあるんですが…。僕にとって家族と切り離せない部分もあるので、使わせて頂けて本当に光栄です」

さらに、「この作品は、自分の母親に一番に見てもらいたいと思っていたのですが撮影が始まる前に亡くなってしまった。今、後悔の塊なので、この映画を見て親を大事にして頂ければと思います」と本作への思い入れを語り、堀北は、「自分のお母さんがお母さんになる前はどんな風だったんだろうとこの映画を観て思いました。皆さんもこの映画を見たら、お母さんともっと近い関係になれるのかなと思います」とアピールし、完成披露試写を締めくくった。
2013年8月30日
『麦子さんと』
2013年12月21日(土)よりロードショー!
公式サイト:http://www.mugiko.jp