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『のぼうの城』上地雄輔、犬童一心×樋口真嗣 W監督がモントリオールで舞台挨拶

のぼうの城

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犬童一心×樋口真嗣のW監督で描く戦国スペクタクル・エンタテインメント『のぼうの城』。11月の日本公開を前に、カナダにて開催中の第36回モントリオール世界映画祭(ワールド・グレイツ部門)にてワールドプレミアが行われ、石田三成役を演じた上地雄輔と、犬童&樋口監督が舞台挨拶に登壇した。
『のぼうの城』上地雄輔、犬童一心×樋口真嗣W監督がモントリオールで舞台挨拶

この日が世界初のお客様へのお披露目となる本作。8月28日(火)、19:20(現地時間)から行われた舞台挨拶では、黒のタキシードに身を包んだ上地雄輔と、のぼう様(成田長親)と石田三成の兜を被った犬童一心監督&樋口真嗣監督が登壇し、それぞれ用意したフランス語で挨拶。日本映画としては異例のW監督だが、樋口監督はフランス語で「私たちは双子ではありません。夫婦でもありません」とユーモアも交え、会場の笑いをとった。

犬童監督は映画について、「この映画は今から450年ぐらい前の話です。東京の隣の街で本当に起こった話です。登場人物も生きていた人たちで実在の人物です。物語の中の水攻めという水を使った攻撃も実際に行われたものです」と説明。「その時代、日本は戦国時代と呼ばれ、日本中が戦争をしてその中で誰が天下を取るかという戦いをしていました。いつ自分が死んでもおかしくない時代で一生懸命生きた人たちの姿を描こうと思いました」と、映画に込めた想いを話し、樋口監督も「この映画は戦いの話です。敵味方に分かれていますが、どっちが正しい、どっちが悪いということはない」。さらに、「隣にいる上地さんは映画の中では敵軍の一番偉い指揮官です。映画の中ではわれわれは敵であろうと味方であろうと魅力的な人間だと感じていたので、(石田三成を)魅力的に描こうと思いました。現実に争いごとや戦争は起きて欲しくないですが、映画なので皆さん楽しんでいってください」と話した。

また、上地は「この映画はたくさんのスタッフ、素晴しいキャストのみなさんと力をあわせて時間をかけて一生懸命作った作品です。これをきっかけに日本や世界中に力強さや優しさが広がるように、みなさんもこれを見てもし感動したらいろんな家族や友達に強さや優しさを伝えてもらえたらなと思ってます。最後まで楽しんでいってください」と、観客にメッセージを送った。

上映終了後には鳴り止まない拍手と大歓声を受けながら舞台に再び登壇した3人。上映開始時間の遅延のため、予定されていたQ&Aが急遽中止となってしまうも、劇場の外では3人に直接映画の感想を伝えようと列を並べる大勢の観客の姿も。大盛況の中ワールドプレミアを終えた。
2012年8月30日
『のぼうの城』
2012年11月2日(金) 全国超拡大ロードショー
公式サイト:http://nobou-movie.jp/