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“のぼう様”萬斎、上地“三成”、榮倉“姫”が、大阪・道頓堀川に出陣!『のぼうの城』イベント
のぼうの城
175万部突破の大ベストセラー小説を映画化したスペクタクル・エンタテインメント超大作『のぼうの城』。本作の公開記念イベントが17日(水)、大阪・道頓堀にて行われ、キャストの野村萬斎、榮倉奈々、上地雄輔が甲冑隊を引き連れ、船にのって道頓堀川に出陣した。

その圧倒的なスケールゆえ、映画化実現まで8年の時間を要した、世紀の大逆転の実話『のぼうの城』。映画化にあたっては、『ゼロの焦点』の犬童一心と、『日本沈没』の樋口真嗣の異例の“ダブル監督”が、大規模な合戦や、圧倒的勢力の豊臣軍が仕掛ける驚天動地の“火攻め”“水攻め”戦術、そして両軍の個性豊かなキャラクターたちが織りなす濃密な人間ドラマを、日本映画史を塗り替える壮大なスケールで描き出す。


イベントでは、野村が、「今度の映画は大阪にはピッタリな映画です。キャラクターのベタさが大阪の人に好んでいただけるのではないか」と、大阪人へ向けて映画をアピール。自身が演じた役柄については、「でくのぼう呼ばわりされてるんですが、だんだん頭角を現し、リーダーになっていく。豊臣軍2万に対して、成田軍500人で対抗する。成田軍が結束を固めていって、三成軍とぶつかりあうのですが、緊迫感、恋愛、親子愛など群像劇があり、一人の人間が成長できた映画でした」と、振り返った。
時代劇初挑戦となった榮倉は、「初めての時代劇が『のぼうの城』で本当に良かった。いままで思っていた時代劇のような堅苦しさは一切なく、女性でもお子さんでも楽しめる映画になってます」と作品をアピール。さらには、「戦国時代ならではの、何でも手に入る時代ではないからこその「恋」がロマンチックに描かれていて、そこもまた楽しいポイントです」と、見どころを語った。
理知に富んだ武将・石田三成を演じた上地は、「萬斎さんと一緒のシーンまで、石田軍での大変なシーンがあり、そこを撮り終え、最後にのぼう様と向き合ったシーンは、とても大好きで印象に残ってる」。そこへ野村が、上地ファンに向けて「(上地は)鼻の下にもヒゲが生えてて、かっこいいんですよ。とても理知的で、母性をくすぐるような…。皆、ヨダレたらしながら観るよ~」と言うと、集まったファンから大歓声があがった。
最後に上地は、「豪華なキャストの皆さんが、一人一人素晴らしいお芝居をやっており、人情味あふれる人間ドラマも描かれてます。迫力のある映画になっているので、是非、劇場でご覧ください」。榮倉は、「是非かっこいい武将たちを観に来てください!」。野村は、「笑いあり、涙あり、悲恋もあり、戦闘シーンは何より面白い。老いも若きも、男性も女性も楽しめる、時代劇ではくくりきれないようなスケールの映画です。是非観に来て下さい!」と呼びかけた。
2012年10月17日
- 『のぼうの城』
- 2012年11月2日(金) 全国超拡大ロードショー
- (C)2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ