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ジョニー・デップら豪華キャストが集結!『オリエント急行殺人事件』ロンドン・プレミア
オリエント急行殺人事件
ケネス・ブラナー監督・主演の映画『オリエント急行殺人事件』のロンドン・ワールド・プレミアが開催され、ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルスら豪華キャストが集結した。
会場となったのは、イギリスのヴィクトリア女王の夫のアルバート公に捧げられた演劇の殿堂である「ロイヤル・アルバート・ホール」。本作の豪華絢爛な世界観が反映されているかのような由緒正しき会場で行われた『オリエント急行殺人事件』のワールド・プレミアには、世界中から150名以上の報道陣と、作品を待ちわびる1500人以上のファンが集まった。
L字型の100メートル以上となるレッド・カーペットへ登場したのは、主人公エルキュール・ポアロを演じたケネス・ブラナー。監督も兼ね、多士済々なキャストを束ねる。そして乗客を演じたミシェル・ファイファー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルス、デイジー・リドリー、ウィレム・デフォー、デレク・ジャコビ、そして被害者となる傲慢なアメリカ人富豪を演じたジョニー・デップが駆け付け、会場からは大きな歓声が上がった。
さらにこの日は、パリからやってきた実際のオリエント急行が初めてロンドンのセント・パンクラス駅に到着。華やかな旅のアイコンであるオリエント急行がプレミアを祝して駆けつけるという、ファンには嬉しい演出となった。
ケネス・ブラナー(監督/製作/主演) コメント
これまでの映画にはないキャラクターがあり、「誰が、どのようにして、なぜ」という意味でエンディングも変え、正義とは一体何なのかということを掘り下げていった。だから物語を知っている人でも、新たな視点で見られる映画になったと思う。日本のみなさんが殺人ミステリー、特にアガサ・クリスティーが大好きで、中でもエルキュール・ポワロ、オリエント急行殺人事件がお気に入りなのだと知っています。一同、この新作を大変誇りに思っています。日本のみなさんに楽しんでもらえますように!
ジョニー・デップ コメント
僕はこの映画の美しさに感銘を受けたよ。ケネスによって本作は実に見事に構成され、すべての小さなパズルのピースが合わさっていくのを目の当たりにした。ケネスは真の天才だ。彼が望むものなら何でも一緒に撮りたいね。ミシェル・ファイファー コメント
ジョニーと一緒に仕事をするのは2度目だったのだけれど、素晴らしかったわ。毎日楽しくて仕方がなかった。一緒に演技をするのが楽しい相手で、多くのものを与えてくれ、遊び心があり、必要あれば邪悪な感じにもなるわ。素晴らしい俳優陣との仕事で、その一員であることがとても光栄だった。ジュディ・デンチ コメント
撮影現場ではデレク(・ジャコビ)もケン(ケネス・ブラナー)をはじめ、旧友がたくさんいたので、とても楽しかった。ケンがすべてを上手くアレンジしてくれたので、楽しいという思いに溢れていたわ。今では正に伝説的と言えるクリスティーの代表作だけれど、あまりに多くの人がこの映画のエンディングを知らないのには驚かされる。でも、それは良いことよ。誰が犯人なのかを知らない若者たちが大勢観に来るというのは良いものね。
ペネロペ・クルス コメント
私が演じた女性は、大きな秘密を抱え、過去に大きなトラウマがあり、それを癒やす方法を模索している人物なの。私たちは誰もがトラウマを経験していますが、彼女の場合はそれがとても極端なの。それに向き合う方法を探している人物で、キャラクターを大事にして演じたわ。デイジー・リドリー コメント
撮影現場ではとても緊張したのだけれど、すぐにリラックスでき楽しかったわ。以前はスター・ウォーズの撮影が待ちきれなかったけど、今度はこの映画の撮影が待ちきれなかった。毎日、みんなと一緒にいられると思うとワクワクして仕事場に行ったわ。クリスティーは素晴らしいイギリス人作家で、時代を先取りしていたわ。彼女の作品にいつか出たいと思っていたけれど、このような形で実現するとは思っていなかった。素晴らしいわ。信じられなかった。そうして今ここにいるというわけよ。
2017年11月7日
- 『オリエント急行殺人事件』
- 2017年12月8日全国ロードショー
- 公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/orient-movie/
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