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女優歴50年でも初々しい吉永小百合に鶴瓶が素朴なギモン─その答えとは?

おとうと

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山田洋次監督10年ぶりの現代劇となる最新作『おとうと』の完成披露試写会が12月1日、東京・丸の内ピカデリー1にて行われ、山田洋次監督、吉永小百合、笑福亭鶴瓶、石田ゆり子、小林稔侍らが舞台挨拶を行い、本作の鑑賞を熱望しているという鳩山首相夫妻が来場した。
画像:『おとうと』


多忙のため、舞台挨拶のみの参加となった鳩山首相だが、「私も『おとうと』を観て、弟(邦夫氏)ともっといい関係になりたいなと思っています(笑)。」と、しっかり笑いをとりつつ、「この映画のために、鶴瓶さんが15キロ減量されたと聞きました。あまりにすごい痩せ方だったので、吉永さんが「死んでしまうのではないか」と心配されたと伺いました。このように一人一人が苦労され作られたものを、笑いと悲しみと喜びを共有することができるのは素晴らしいことだと思っております。いつか政治もそのようしたいと思いますので、どうぞご期待頂きたいと思います。」と挨拶した。

この日、着物姿で登壇した吉永小百合は、「1959年に初めて映画に出演し、今年で50年経ちました。映画の作り方も変わっていき、私はついていけなくなってしまうのではないかと不安に思うこともありますが、この山田組の現場はそんなことはなくて、みんな手作りで映画の制作をしています。『母べえ』に続き、『おとうと』に出演できたことを本当に感謝しております。」と挨拶。すると、笑福亭鶴瓶は、「吉永さんが50年とおっしゃいましたが、吉永さんは現場でもとても初々しいんです。「何でそんなに初々しいんですか?」と聞いたら、「慣れてないんです。」とおっしゃったんです。50年なのに(笑)!僕は反省しました(笑)。」と語り、会場を沸かせた。

吉永&鶴瓶の姉弟コンビについて山田洋次監督は、「『母べえ』の吉永さんと鶴瓶さんを見てると、とても楽しくて、いとおしいと思ったんです。何かまた、この2人で作れないかなと考えたときに市川崑監督の『おとうと』と思い出して、「『おとうと』の2人が年を重ねていったらどうなるだろう」と思い、構想しました。」と、映画化のいきさつを語り、作品について、「これは姉と弟の話で、乱暴な言い方をすればホームドラマなのですが、人と人との繋がりというのをじっくり見ていただき、掘り下げていくと色々なことが見えてくる映画です。」とアピールした。
2009年12月5日
『おとうと』
2010年1月30日(土)ロードショー
公式サイト:http://www.ototo-movie.jp/