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『シャッター アイランド』ディカプリオ来日!世界中に配信された記者会見で終始スコセッシを絶賛!

シャッターアイランド

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4月9日(金)からTOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショーとなる、『シャッター アイランド』(パラマウントピクチャーズ配給)のプロモーションのため、主演のレオナルド・ディカプリオが3年ぶり6度目の来日。“逃げられない孤島”を舞台に全世界生中継される記者会見に臨んだ。
『シャッター アイランド』ディカプリオ来日!世界中に配信された記者会見で終始スコセッシを絶賛!
精神を病んだ危険な犯罪者だけを収容した病院のある孤島を舞台にした本作。映画にちなんでこの日は、物々しい音楽とともに、孤島に見立てたステージにレオが登場。すぐに桟橋が切り離され、集まった約400人のマスコミに取り囲まれたレオは、“孤島”から逃げられない状態に。さらに、この会見の模様は「U stream」で全世界にライブ配信され、「Twitter」と連動するなど映画宣伝初の試みも実施された。

画像:『シャッター アイランド』レオナルド・ディカプリオ来日会見画像:『シャッター アイランド』レオナルド・ディカプリオ来日会見画像:『シャッター アイランド』レオナルド・ディカプリオ来日会見
作品についてレオは、「スコセッシ監督は、人間のダークサイドを描くのに卓越している。過去に『タクシードライバー』とかもあるけれど、『シャッター アイランド』もベストな1本だ。観客は、どこまでが現実でどこまでが夢か、ファンタジーなのか、複雑なコラージュを見ているようだと思うよ。俳優としても、何本も短編映画を撮っているような心境だった。」と、今回演じた人物像の複雑さに言及し、撮影で苦労したシーンについては、「ハリケーンのシーンは、相棒と5〜6ページ分の台詞があったけど、水と風を浴びせられて、相手の言ってる台詞が全く聞こえないんだ。まるで一人でパントマイムをやっているようだった。でも、編集して音楽が入ったのを観ると、ちゃんと会話しているように見える。映画のマジックだと思ったよ。」と語った。

また、劇中に登場した“小さな共演者”であるネズミについて聞かれると、「彼らはプロ中のプロだった。ランチを食べにいって戻ってきて位置につく(笑)。ちゃんとトレーニングされていて、そこを動かないんだ。」と、報道陣を笑わせた。

今回、スケジュールの都合で来日できなかったスコセッシ監督については、「彼との仕事は驚きでいっぱいだ。作品ごとに新境地を切り開き、俳優に挑戦する気持ちを持たせる監督なんだ。ゴールデングローブ賞で賛辞を述べる原稿を書いた時に思ったのは、日本には黒澤明という誇るべき人物がいる、そしてアメリカにはスコセッシがいる。千年後に映画が続いているのであれば、同じように黒澤やスコセッシを観ているだろう。彼はそんな傑出したフィルムメーカーで、生きる伝統だと思う。」と、監督への称賛の言葉は尽きない様子だった。

さらに、役作りについても、「映画作りで大切なのは、クランクインの前の勉強なんだ。監督はいつも撮影に入る前に、映画のテンポ、トーンの参考になる関連作品を4〜5本上映してくれる。今回は、50年代の精神病院を舞台にしたドキュメンタリー『チチカット・フォーリーズ』や、『ローラ殺人事件』、ロバート・ミッチャムの『過去を逃れて』、ヒッチコックの『めまい』、そういった作品から役作りの手がかりを探すんだ。スコセッシ監督との仕事では、俳優として成長するのみならず、そういった映画の歴史を知るといったボーナスまで付いてくるんだ。また一緒にやる話があるなら飛びつきたいよ。」と明かし、実りの多い監督とのコラボはまだまだ続きそうだと示唆した。

最後に、謎が謎を呼ぶ本作について、ひとつだけ謎を解くヒントを聞かれると、「話の筋は複雑だが、とにかく予備知識なしでストーリーに乗ってきて欲しい。最後に心を打たれる結末があるからね。この映画は、プロモーションで言うのではなく(笑)、2〜3回の鑑賞に堪えられる作品だ。2度目は違う意味、違う演技に見えるからね。」と語り、作品をアピールした。

映画『シャッター アイランド』は、4月9日(金)より公開。複雑な謎解きに専念できるよう、「超日本語吹替」でも上映される。
2010年3月14日
『シャッター アイランド』
2010年9月10日(金)DVD&Blu-rayリリース
公式サイト:http://www.s-island.jp/