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ディカプリオがベルリンでワールドプレミアに登場「素晴らしい監督にノーと言える役者はいない」
シャッター アイランド
2月11日に開幕した第60回ベルリン国際映画祭で13日、『シャッター アイランド』(パラマウントピクチャーズ配給)が公式上映され、マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ、ベン・キングズレー、ミシェル・ウィリアムズらが記者会見を行った。


映画は、四方を海に囲まれた孤島“シャッター アイランド”を舞台に、そこで起こった失踪事件の捜査にあたる連邦保安官テディが、次々に立ちはだかる謎に翻弄されていく姿を描いた、手に汗握るミステリー超大作。
ディカプリオは、「とても緊張感のある作品で、主人公テディを演じるのは大きな挑戦であり、満足感も大きかった」と語り、4度目となるスコセッシ監督との共作について 「最初に一緒に作品をつくってから10年になるが、二人の関係はその間に発展し、信頼のうえにできた作品。スコセッシ監督のような素晴らしい監督から声がかかって、ノーと言える役者はいないよね」とコメントした。
また、劇中にはドイツ語を話すシーンもあり、ディカプリオの母親はドイツ人。そして、ドイツ・ベルリンでのイベントとあって、記者からはドイツ語のリクエストも。それに対して「ダンケシェン(ありがとう)」と笑顔で応えたディカプリオ。劇中のドイツ語について母親は「ちゃんと理解できた」と話しているそうだ。
ベルリン国際映画祭は、20作品の中から最高賞である「金熊賞」が選ばれ、日本からは若松孝二監督の『キャタピラー』が出品されている。授賞式は20日。
3月には『シャッター アイランド』でスコセッシ監督とディカプリオの来日が決まっている。
2010年2月16日
- 『シャッター アイランド』
- 2010年9月10日(金)DVD&Blu-rayリリース
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