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バンド演奏シーンはプロのお墨付き。宮崎あおい『ソラニン』完成披露試写会

ソラニン

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夢と現実に葛藤しながら生きる若者たちをリアルに描いた青春恋愛映画『ソラニン』(4月3日公開)の完成披露試写会が有楽町朝日ホールで行われ、主演の宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太、近藤洋一(サンボマスター)らキャスト陣と、三木孝浩監督が登壇し舞台挨拶を行った。
画像:映画『ソラニン』


映画『ソラニン』は、浅野いにおの同名人気コミックを、ミュージックビデオ界出身の新鋭・三木孝浩がメガホンをとり映画化。宮崎あおいや高良健吾、桐谷健太ら若手俳優陣がバンドメンバーとして出演し、アジカンによるメインテーマの楽曲提供など、コミックファンから音楽ファンまで注目される話題作。

本作で歌とギターを披露する宮崎は、「歌は苦手で、先生とマンツーマンでレッスンしました。ギターはコードが読めないので、指の場所で覚えましたが、演奏してみて、「こんなに面白いものなんだ」と、思いました。」と振り返り、「撮影を終えた直後は全てを出し切った感じだったんですが、今日、久しぶりにみんなと会って、またギターが触りたくなりました。」と笑顔を見せた。

宮崎演じる芽衣子の彼氏、種田を演じた高良は、「原作が好きすぎて不安や葛藤があったけど、ファンの皆さんの「ソラニン」と映画の『ソラニン』が、ズレずに映画の中にあると思います。」と自信をのぞかせ、バンドメンバーのビリーを演じる桐谷も、「バンドのシーンでは、「みんなでバンドしたなー!」という感覚でした。とにかく楽しみながらやらせてもらって、体は疲れたけど、まったく苦にならなかったです。」と満足げに語り、「ドラムは10年ぶりだったので、しっかり練習しました。僕の腕が逞しくなっているのも見所どころです。」と会場を笑わせた。

サンボマスターのベーシストとして活躍し、今回の銀幕デビューでもベースを担当する近藤は、「楽器を持たずに人前に立つことがないので、今日はまるで全裸で立っているような気分です。」と少し緊張している様子。プロの視点からみた今回のメンバーについては、「初顔合わせがバンドの練習だったんですが、ほとんど会話もせずいきなり20分間演奏をして、「これはバンドだな」と思いました。」と太鼓判を押した。

また、ミュージックビデオ界で活躍し、仕事柄たくさんのバンドを見てきたという三木監督は、「演奏が出来ても、グルーヴ感を出せるバンドはなかなかいない。でも、今回のバンドにはグルーヴ感があり、奇跡的でした。」と語り、映画について、「『ソラニン』は、誰もが日常で経験する些細な葛藤や悩み、痛みを描いた映画です。皆さんの記憶とどこかでリンクすると思いますし、そういった痛みは一歩前に進むために必要なの糧になると思うので、明日への一歩になるものを少しでも感じてもらえたらと思います。」とアピールした。

最後に宮崎が、「今、大人になってしまった人たちもきっと、映画に出てくる芽衣子や種田たちと同じような気持ちを味わってきたと思うので、何かを感じてもらえると思う。思いっきり悩んで、思い切り壁にぶち当たって、それを乗り越えるきっかけになったらいいなと思います。優しい気持ちで観て下さい。そして楽しんで下さい。」と語り、舞台挨拶が終了した。
2010年1月31日
『ソラニン』
2010年4月3日(土)新宿ピカデリー、渋谷シネクイント他全国ロードショー!
公式サイト:http://solanin-movie.jp/