ニュース&レポート

ソフィア・コッポラ&スティーヴン・ドーフ来日!新作『SOMEWHERE』をPR

SOMEWHERE

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイートする
  • Facebookでシェアする
第67回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した映画『SOMEWHERE』の公開を前に、 監督のソフィア・コッポラと、主演のスティーヴン・ドーフが来日、都内で来日記者会見を行った。
ソフィア・コッポラ&スティーヴン・ドーフ来日!新作『SOMEWHERE』をPR

ソフィア・コッポラ監督4年ぶりの新作『SOMEWHERE』は、ハリウッドにあるスター御用達のホテル、シャトー・マルモントーを舞台に、退廃的なセレブ生活を送る俳優の父ジョニー・マルコと、ティーンエイジャーになる一歩手前の娘クレオが過ごす、かけがえのない日々を描いたヒューマンドラマ。

フランシス・フォード・コッポラを父に持ち、幼い頃からハリウッドや映画業界で育ってきたソフィアは、「私の子供時代と映画の中の設定はずいぶん違うけど、有名な父親を持つことが若い女性にとってどうなのか、そんな知識は充分あった。娘を産んだことも影響しているのかも。子供を産むと、人生観や優先度が変わる。私は常に自分自身に起きた出来事を反映させて脚本を書いているの」と語り、娘としての思いと、親としての実感を投影した、パーソナルな家族の物語であることを明かした。

主演のスティーブン・ドーフの起用についてソフィアは、「今回の役どころは、マルボロマンのようなワイルドさも持つ、典型的なハリウッドの映画スター。最初からスティーブンを念頭において脚本を書いたの。彼とは友人で、優しい心の持ち主とわかっていたから、それが映画に反映されると思ったの」。一方、ドーフは、「俳優は、仕事がない期間は孤独なもの。人生を見失ったところにいるジョニーの心境は理解できた。そんな共通点を入れながらも、自分の経験だけじゃなく、監督と話し合って新しい男性像を作り上げたつもりだ」と語った。

劇中でジョニーの娘クレオを演じているのは、ダコタ・ファニングの妹、エル・ファニング。ドーフは、「11歳の少女との共演で、撮影前はナーバスにもなったけど、素敵で素晴らしい主演女優だった。映画の核は父と娘の物語だから、おかげで努力せずに繋がりを引き出せたと思う」と自信をのぞかせ、「撮影が終わって、エルと別れるのは寂しかった。でも、彼女には本当の父親がいるから、僕が電話するのもどうかなと思って(笑)、ヴェネチアで再会したときは嬉しかった」と、照れくさそうに話した。

最後に、作品についてドーフは、「私的で新しい映画。ジョニー・マルコと一緒に素晴らしい旅を経験してほしい」。そしてソフィアは、「私自身、映画を観る時は、その場所に行った気分になるのが好き。皆さんもこの映画を観て、LAを旅したような、シャトー・マルモントーに滞在したような気分で観て欲しい。家族愛やアイデンティティといった普遍的なテーマにも共感できるはず。是非、楽しんでください」とアピールした。
2011年1月21日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
『SOMEWHERE』
2011年4月2日(土)、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
公式サイト:http://www.somewhere-movie.jp