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『冷たい熱帯魚』から『恋の罪』へ、二人の最狂モンスターが“お札フラワーレイ”でバトンパス

冷たい熱帯魚,恋の罪

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園子温監督最新作『恋の罪』の公開を前に、日本映画界を激震させた前作『冷たい熱帯魚』の1週間限定上映がスタート。5日(土)、テアトル新宿でトークショーが行われ、『冷たい熱帯魚』のでんでんと『恋の罪』の冨樫真、そして園子温監督が登壇した。
『冷たい熱帯魚』から『恋の罪』へ、二人の最狂モンスターが“お札フラワーレイ”でバトンパス

今年1月に公開された『冷たい熱帯魚』で、熱帯魚屋を営む傍ら連続殺人に手を染める男・村田を演じ、強烈なインパクトを残したでんでん。トークショーでは、でんでんが、『冷たい熱帯魚』のセリフを交え、「今日やることは今日やるー!!新しい仲間を紹介したい。尾沢美津子くんだ!!」と、新モンスター・美津子を演じた富樫を紹介。富樫は、『恋の罪』のセリフ「私のとこまで堕ちてこい!!」と言い放ち、会場を盛り上げた。

自身が生み出した二人の強烈キャラを前に監督は、「モンスターからモンスターへ受け継がれるどす黒い血。記念すべき二人の初対面です。僕もこの対面は初めてだから、どんな映画かわからなくなっちゃった(笑)。この二人を主役にした新しい作品も作れそうなくらい、強烈ですね」。さらに、劇中の衣装とメイクで登場した富樫について監督は、「(富樫の)自前の衣装だったんですよね。オーディションもその服で来ていた。色々と衣装を着せてみたけど、最初にオーディションで着てきた本人の服が一番よかった」。また、村田と美津子という二人のモンスターを描く上では、「怖いだけだと、人間的な魅力にかけてしまうから、ちょっとしたユーモアを取り入れようと努力はしましたね。でんでんさんのアドリブもその一貫です」と振り返った。

映画『恋の罪』を鑑賞したでんでんは、「園監督のぐいぐい引っ張っていくというか、押していくというか…。そんなパワーに溢れた映画です。僕の悪人ぶりとは違った冨樫さんの豹変ぶりがすさまじいですよ!本当に一人の人間を演じているんですよね、びっくりしました」と、“後輩モンスター”に感心した様子。一方、富樫は『冷たい熱帯魚』について、「ものすごいスピード感で、息をもつかせない展開でした。呼吸を忘れてしまいそう。機関銃のようにしゃべり続けるでんでんさんも印象的でした(笑)。もし私が村田にあったら、確実にやられてしまいますね…」と称賛した。

イベントの最後には、村田と美津子という二人のモンスターのキーポイントとなる“金”にちなんで、でんでんから冨樫へ“お札フラワーレイ”のバトンパスが行なわれた。富樫は、「でんでんさんの後を引継いですごいことになったらいいな、と思います。『冷たい熱帯魚』を観た後は、『恋の罪』に是非きてくださいね」と挨拶。園監督は、「初めて『冷たい熱帯魚』を観た方もいると思います。気に入っていただけたら、『恋の罪』もどうぞよろしくお願い致します!」とアピールした。

冷たい熱帯魚』1週間限定上映は、テアトル新宿にて11月11日(金)までレイトショー上映。『恋の罪』は、11月12日(土)よりテアトル新宿ほか全国公開される。
2011年11月7日
『恋の罪』
2011年11月12日(土)テアトル新宿ほか全国ロードショー
公式サイト:http://www.koi-tumi.com