ニュース&レポート

『そして父になる』がトロントで上映!ニコール・キッドマンが是枝監督に熱烈逆オファー

そして父になる

  • Facebookでシェアする
  • ツイートする
9月5日より開催中の第38回トロント国際映画祭で、現地時間7日、スペシャル・プレゼンテーション部門にて出品された『そして父になる』の正式上映が行われ、是枝裕和監督が参加した。
『そして父になる』がトロントで上映!ニコール・キッドマンが是枝監督に熱烈逆オファー

7日16:30からのWinter Garden Thatreでの北米プレミアは早々にソールドアウト、960席が満席となった。オスカー前哨戦が始まる場所とも言われる本映画祭は、目の肥えた観客が集まることでも知られるが、観終えた観客からは「最高だ」、「10点満点中10点だ」など絶賛の声が相次ぎ、北米公開へはずみとなった。

上映後、観客から監督への質疑応答で、『誰も知らない』からの心境の変化を聞かれた監督は「両親が亡くなったことと、自分に子供ができたことが大きい」と回答。なぜ娘でなく息子、なぜ母でなく父を描いたのか?という質問には、「取り違えはテーマではなくきっかけであり、何をもって父親になれるのか、こどもとのつながりは何か自分自身への問いかけがあった。日本には古い男性家系の考え方が残っているので、父と息子にすることで、血なのか時間なのかという問いを明確に描きたかった」とコメントした。また、ジャングルジムが多様されているが意味はあるか?と演出部分についても質問があがり、その点については監督はジャングルジムが好きだからというシンプルな理由をあげていた。

また、カンヌ審査員であり、カンヌでは上映中に号泣し作品を大絶賛していたニコールキッドマンと、是枝監督が3か月半ぶりにトロントで再会。二コールは監督に「『そして父になる』はとても好きな作品だったのでよく覚えています。私には、実子と養子と代理母で産んだ子がいて、その子たちを同時に育てているので、本当に心に刺さる内容だったの。その子供たち全員と一緒にいることが、今何よりハッピーなことだから」と、改めて感動をアピールし、「是枝監督の次の作品にはぜひ出たいわ!」と逆オファーする一幕もあった。
2013年9月9日
『そして父になる』
2013年9月28日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー