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ライアン・ジョンソン監督が来日『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ファンミーティングに登場

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

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12月15日(金)より公開の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のメガホンを取ったライアン・ジョンソン監督が世界に先駆け来日し、スペシャル・ファンミーティングを開催。日本のファンのために、本作の秘密に迫る質問に答えた。
ライアン・ジョンソン監督が来日『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ファンミーティングに登場

「スター・ウォーズ」史上誰も観たことがない“衝撃作”と言われ、未だ謎のヴェールに包まれている『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。前作でフォースを覚醒させたヒロイン レイのその後は?伝説のジェダイ騎士ルークとの関係は?カイロ・レンはなぜダース・ベイダーを受け継ごうとするのか?など様々な憶測が飛び交っている。

500人のファンの前に現れたライアン監督は、「ごめんなさい、ワタシは日本語が話せません。けど頑張っています」と挨拶し、イベントは大盛り上がりでスタート。詰め掛けたマスコミからは、物語の核心に迫る質問が次々に飛び出した。孤独なヒロイン・レイが本作でどうなるのか?の問いには、「まさにレイの物語は、本作のメイン。オリジナル3部作ではルークが大人に成長して居場所を見つける物語だったけれど、レイはルークとはまた違う道のりが待っているよ」と期待が高まるコメントが。また日本のファンのためだけ新情報を教えてくださいと聞かれると「プロデューサーに目をやったけどダメって言っているね(笑)でもこれならいいかな。僕と仲が良い『LOOPER/ルーパー』にも出演してくれたジョゼフ・ゴードン=レヴィットがエイリアンの声でカメオ出演しているよ」と、話せないことが多い中、ハリウッドスターのカメオ出演について貴重な情報を教えてくれた。

そして抽選で選ばれたファンの質問タイムには、“監督の助っ人”として、本作でも活躍が期待されているドロイド BB-8も登場。選ばれた熱烈なファンから「前作を見た時、ハン・ソロに起きたことを見て40度の熱を出してしまいました。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は見に行っても大丈夫でしょうか?」と聞かれると「どうしよう。死んじゃうかもしれない…!(笑)劇場に行く時は冷えピタを持って行ってね」と予想がつかない大きな衝撃
が待ち構えていることが明らかに。

別のファンからの映画の完成を待たずにこの世を去ったキャリー・フィッシャーについての質問には、「最後に会ったのは彼女の60歳の時の誕生日でした。彼女からは映画に関わった体験を聞き、僕は早く本作を見せたいと話したんだ。一人のファンとして、そして彼女を知っていた一人として、世界中の人がどれだけ悲しんだか分かっています」と彼女との思い出を語り、「キャリーに出会えたことは、この作品にとって素晴らしい意味を持っている」と振り返った。

ファンからの質問で客席が熱く盛り上がったところに客席から登場したのは、歌舞伎俳優の尾上松也と女優の河北麻友子。なんと、「スター・ウォーズ」の大ファンでライアン監督に直接質問をしたいと会場に駆け付けた。子どもの時に「スター・ウォーズ」第一作目の『スター・ウォーズ/新たなる希望』をテレビで見て以来ファンになったという松也は、本作における監督の“こだわり”と“見どころ”について質問。「自分は本当に最高の「スター・ウォーズ」映画を作りたいという想いで作りました。スタッフたちも本当にこの作品に関わっていることを心から楽しんでいた。(そうした想いが詰まっているから)観客のみなさんも楽しんで頂けると思います」、河北から最新作のおすすめのキャラクターについて聞かれると「ローズというキャラクターで、ケリー・マリートランが演じている。撮影現場の彼女は太陽のように明るいんだ」と今作から登場した新たな登場人物についての話題も披露された。

BB-8 に加え「スター・ウォーズ」シリーズの大人気ドロイド R2-D2 と C-3PO も登場、また監督からは本邦初公開のネタも披露されるなど、ファン大満足のイベントとなった。

★ライアン・ジョンソン監督 質疑応答

──『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の公開まで3か月ですが作品はいまどの段階ですか?
監督:ほぼ完成に近い。ロスに戻って数日作業したら完成します。

──日本に来て大丈夫?
監督:そんなの大丈夫だよ。日本に来ることの方が大事さ。

──マーク・ハミルが台本を読んだとき「予想しなかったことがたくさんあった」と語り、またデイジーが「観客が驚くはず」と語っています。いったいどんな衝撃が待っているのでしょう?ヒントを教えてください。
監督:それを言ってしまったらサプライズにならないからね。でもマークやデイジーが脚本を読んでそう思ってくれて嬉しいよ。演じているのもキャラクターを一番よく理解しているのも彼らだからね。サプライズありきではなく、気持ちの上で腑に落ちることを意識しているよ。見ている時に息を飲む瞬間があればいいなと思う。

──前作でフォースを覚醒させたレイは、フォースとどのように向き合い力をつけていくのでしょうか?
監督:まさにレイの物語は、本作のメイン。僕はルークが小さい頃から大好きでヒーローだった。オリジナル3部作ではルークが大人に成長して居場所を見つける物語だったけれど、レイはルークとはまた違う道のりが待っているよ。
僕が「スター・ウォーズ」に惹かれたのはルークのそういう部分なので楽しみにしていてほしい。

──続編を作るにあたって「ここを外したら、スター・ウォーズじゃなくなる」って考えるポイントはありますか?
監督:今回の作品で一番最初に疑問に思ったのはルークについてだったんだ。なぜ彼が島にいたのか?なぜ孤独で一人だったのか?スター・ウォーズ映画とは何なのか周りのスタッフに聞いたんだけど、スタッフたちも「スター・ウォーズ」が大好きだった。でも撮影していくうちに、それが「スター・ウォーズ」なのか?とは考えないようにした。
自分の直感を信じるべきだから。良い映画にしようと思った。

──特報で最もカギを握るカットはどこですか?
監督:ルークの「ジェダイが滅びる」という台詞。なぜ彼が今そう考えているのか?なぜそこに到達したのかが重要なカギだから。

──監督は本作が誰の予想もつかない方向に進んでいくと仰っていましたが、ダース・ベイダーが本当はルークの父親だったこと以上の衝撃の展開に期待していいのでしょうか?
監督:ダース・ベイダ―がルークの父親だったことは映画史に残るサプライズだったので...もちろん同じくらいのサプライズはあるよ(笑)でも驚かせてやろうという気持ちで脚本を書かないほうがいいと思いました。脚本的に無理が生じると思ったから。衝撃は突然やってくるものではなく、自然な形で出てくるサプライズになっていると思い
ます

──強いフォースを持ちながら心に葛藤を抱えていてカイロ・レンが「最後のジェダイ」でどうダークサイドの力を強め成長していくのかが気になります。カイロは、どんな存在になっていくのでしょう?
監督:カイロ・レンが「スター・ウォーズ」にものすごくハマった理由は、とても複雑でたくさんの層から成り立っているキャラクターだからだ。ダース・ベイダ―とは違う。少なくとも今はまだね。彼はまだ大人になりきれていない側面がある。彼のマスクにあるヒビには弱さを込めているんだ。彼はそのヒビを見つけて、運命を切り開いていくことになると思う

──メイキングの映像の中で監督自身が「衝撃作にしたい」とコメントしていましたが、ここ日本で初めて明かされる『最後のジェダイ』の「衝撃の初解禁情報」をなにか1つでも教えてくださいませんか?
監督:(客席にいるプロデューサーをうかがいながら…)プロデューサーに目をやったけどダメって言っているね(笑)でもこれならいいかな。僕と仲が良い『LOOPER/ルーパー』にも出演してくれたジョゼフ・ゴードン=レヴィットがエイリアンの声でカメオ出演しているよ。

★尾上松也からライアン監督への質問
──「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の監督をなさるにあたって、作品としてのこだわりと見てほしい所を教えてください。
監督:自分は本当に最高の「スター・ウォーズ」映画を作りたいという想いで作りました。「スター・ウォーズ」らしさを感じられることや、ファンを信頼して作ろうと思いました。そして働いているスタッフが本当に楽しそうで、仕事をしてはみんなが『僕はスター・ウォーズに関わっている』という反応を見て素晴らしく思ったし、観客のみなさんも楽しんで頂けると思います。

──でも「スター・ウォーズ」が好きだと裏側を見たくないなと思いましたか?
監督:自分もちょっと最初は心配だった。ミレニアム・ファルコンの壁とかライトセーバーの撮影を観たらがっかりしてしまうのではと思ったけれど、そういうことはなく、より「スター・ウォーズ」愛が深まりました。そういう機会があればぜひ飛び込んでいってください。

★河北麻友子からライアン監督への質問
──いろんなキャラクターが登場しますが、どのキャラクターがおすすめですか?
監督:ローズというキャラクターで、ケリー・マリートランが演じている。撮影現場の彼女は太陽のように明るいんだ。

★ファンからライアン監督への質問
──キャリー・フィッシャーが亡くなり世界中が驚き悲しみましたが、最後に交わした会話は何でしたか?
監督:キャリーに出会えたことはこの作品でのすべてのハイライトでした。彼女がこの世にいなくて残念で仕方がありません。少しでも時間を共有できて本当に嬉しかったです。最後に会ったのは60歳の時の誕生日で、彼女からはこの映画に関わった体験を聞き、僕は早く本作を見せたいと話したんだ。一人のファンとして、そして彼女を知っ
ていた一人として、世界中の人がどれだけ悲しんだか分かっています。この作品で彼女の美しい姿を見られることは素晴らしいことだよ。キャリーに出会えたことは、この作品にとって素晴らしい意味を持っている。

──『スター・ウォーズ/エピソード9』の監督が降板しましたが、監督自身が同作の監督をしたいという気持ちはありますか?
監督:それは元々計画されていたことではないですし、どうなるか僕自身は知りません。僕は本作を作ることに100%の力を注いでいます。だから正直今は『スター・ウォーズ/エピソード9』の監督をすることは考えられないですし、どなたが監督になっても一人の観客として、ファンに戻って見られることを楽しみにしています。

──ハン・ソロの身に起きたことがショックで熱を出しました。『SW 最後のジェダイ』は、衝撃作と言われてますが見に行っても大丈夫でしょうか?
監督:どうしよう。死んじゃうかもしれない…!(笑)劇場に行く時は冷えピタを持って行ってね。医療機器とか持参して。無事に最後までご覧になれるように約束してください
2017年9月12日
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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
2017年12月15日(金) 公開