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「自分自身は捨てない!」まっすぐな男、“新生TAJOMARU”小栗旬が丸刈りで登場。

TAJOMARU

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2009年秋(9月)に公開される、小栗旬主演『TAJOMARU』(ワーナー・ブラザース映画配給)の完成披露報告会見が行われ、小栗旬、柴本幸、田中圭、やべきょうすけ、松方弘樹、中野裕之監督、山本又一朗プロデューサーが登壇した。
TAJOMARU 完成披露会見

芥川龍之介原作の「藪の中」に登場するキャラクターで、黒澤明監督の『羅生門』では三船敏郎が演じたことで知られる多襄丸。本作はその多襄丸を主人公とし、原作のキャラクターを活かしながらも、原作にはないオリジナルのストーリーで、新たな物語『TAJOMARU』として誕生。エンディングを飾る主題歌には、B'zの「PRAY」と決まり、映画とともに披露された。


画像:TAJOMARU 完成披露会見/小栗旬
TAJOMARU メイン画像
画像:TAJOMARU 完成披露会見/小栗旬/田中圭/松方弘樹
画像:TAJOMARU 完成披露会見
監督は、『SF サムライ・フィクション』や『RED SHADOW 赤影』など時代劇作品をスタイリッシュな映像で見せる中野裕之監督。多襄丸を演じるのは、『クローズZERO』で男気を見せた小栗旬。

この日、NHKの大河ドラマ「天地人」のために刈り上げた丸坊主で登場した小栗は、さながらお坊さんの風貌。「TAJOMARUの役作りのためと言えと言われましたが、実は違うんです」と素直に告白し、会場の笑いを誘った。

何不自由ない家柄に生まれながらも、大盗賊・多襄丸を名乗ることになった畠山直光。血肉を分けた兄や、弟のようにかわいがっていた家臣、そして心の底から愛していた女に裏切られ、何もかも失いながらも、愛と正義を貫こうとする。そんなキャラクターを演じた小栗は、「自分には想像しがたい世界だったけど、歩むべき道を失ってでも彼はなぜ生き続けているのだろうかと考えながら演じた。苦労というよりは、刺激のほうが強かった。」と振り返る。そして、直光(多襄丸)を裏切ることになる家臣・桜丸を演じた田中は、「直光に拾ってもらった恩があるのに、謀反を起こすという行為が理解できなくて、本を読み、監督やプロデューサーから時代背景を聞きながら考えて挑みました。」と、役作りの苦労を明かす。


映画の中で小栗に多襄丸の名前を託す、"先代"多襄丸を演じるのは、大御所・松方弘樹。「どうも、梅宮辰夫です。」と笑いをとったあと、「小栗君は不良性感度が豊かな役者。大河ドラマでも一緒ですが、難しいセリフをよく覚えてきてますね。それに、手足は長く、顔は小さくてうらやましい。でも、僕だって僕らの時代は、まあまあだったんです(笑)」と、世の中のイケメン定義の移り変わりを嘆いた。一方、そんな大御所と共演した感想について小栗は、「(松方さんの)スピードについていくのがやっとだった。刀を持つ時点でのレベルが違うので、一日の撮影ですごく成長できたと思う。」と大先輩に敬意を表した。


多襄丸を「かしら」と慕う盗賊の道兼を演じたやべきょうすけは、「盗賊って、とりあえず飲むんじゃない?」と捉え、「僕、お酒弱いんですけど」と言いつつも、撮影現場では、とにかくみんなで飲んでいたそうだ。「僕は全然でしたけどね」とつぶやいた小栗に対して、松方は、「僕は出番が少ないので一週間たらずの撮影でしたけど、皆さんよく飲んでましたよ。圭君なんか、酔っ払っているところしか見てません。」と暴露し、会場は大爆笑に包まれた。

映画のキャッチコピー「絶対、女を捨てない」にちなみ、「捨てられないものは?」との質問に、「自分自身であるということ。それを曲げてまで生きていたくない。」と答えた小栗。七夕にちなんで書かれた短冊には、「もっと自由になれますように」との願いをしたため、「多襄丸の時代からすると物事をチョイスできるし、考えるだけの情報もたくさんある。でも、精神的には自由になっていないので。」とコメントし、会見を終えた。

『TAJOMARU』 2009年9月 全国ロードショー
2009年7月6日
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『TAJOMARU』
9月12日(土)丸の内ルーブル他全国ロードショー
公式サイト:http://www.tajomaru.jp