ニュース&レポート

『東京家族』&『東京物語』、ベルリン国際映画祭で 同時インターナショナルプレミア決定!

東京家族

  • Facebookでシェアする
  • ツイートする
山田洋次監督最新作『東京家族』の公開を前に、映画大ヒット祈願&新成人祝福イベントが虎ノ門・金刀比羅宮で行われ、橋爪功、吉行和子、夏川結衣、妻夫木聡、山田洋次監督が出席。本作が、第63回ベルリン際映画祭で、インターナショナルプレミア上映されることも発表された。
『東京家族』&『東京物語』、ベルリン国際映画祭で 同時インターナショナルプレミア決定!
虎ノ門・金刀比羅宮にて行われたトークイベントには、晴れ着姿の新成人約30名と一般の観覧者300名が参加。登壇者から、それぞれが二十歳の頃の様子や二十歳の自分に送る言葉など新成人へのエールが送られ、参加した新成人たちも真剣な面持ちで話に聞き入った。

二十歳の頃は既に芝居の世界に入っており、「当時は無口で繊細な青年で、ついたあだ名は“ドジ”、“ムッツリスケベ”(笑)」と告白した橋爪は、「人生長く生きていると何がおこるかわからない。今日はこんなところに来させていただいて、役者冥利につきます。山田監督に心から感謝しております」とコメント。同じく高校卒業と同時に芝居の世界に入った吉行は、「毎日夢いっぱいで練習していました。よくここまでその気持ちを持ち続けてこれたと思います。当時の私はとても引っ込み思案で、この世界でやっていけるか不安でしたが「そんな事でおどおどしないで」と、もっと色んな事にチャレンジしておけば良かった」と語った。

二十歳の頃に大河ドラマの主役を夢見ていたという妻夫木は、2009年に「天地人」主演でその夢を叶え、「大河ドラマの主役をやった時におじいちゃん、おばあちゃんから初めて役者の事についての手紙をもらいました。その時初めて本当の意味での家族孝行が出来たと感じた。いい事だけではなく、悪い事も必ずありますが、自分の夢をもちながら、自分を信じて進んでいって欲しい」とメッセージ。山田監督は、「二十歳の頃は学生で常にお腹がすいていました。お腹がすいているからか、なんだか自分に自信がない。もし当時の自分に言える事があるとするならば、「自信が無い事はそんなに悪い事じゃない。自信満々よりも客観的に自分を見る事が出来ているのだからいいんだ」と伝えたいです」と語った。

また、イベントでは、集まった新成人に事前アンケートが行われ、「おふくろの味、家族の味とは?」のアンケートでは、餃子、お味噌汁、すいとん、キッシュなどの回答が集まった。妻夫木は「おふくろの味」として雑煮をあげ、「祖母から受け継いだ雑煮はちょっと変わっていて、するめとか餅とか7種類ぐらい入ってる。僕はとても好きなので、嫁さんになる人には受け継いで欲しいです。でも最近はもう自分で受け継いじゃおうかな…」と笑顔を見せた。

続いて「あなたの魅力は何ですか」とのアンケートでは、笑顔が一位となり、吉行は、「笑顔はとても大事だと思います。ただ、若い頃は心がくっついていない笑顔でも大丈夫だけど、年をとってくるとそれでは通用しない(笑)。ちゃんと心がくっついている笑顔を大切にして成長して欲しいと思います」と、新成人にメッセージを送った。

イベントの最後には、『東京家族』が、第63回ベルリン際映画祭に正式招待されることが発表され、本作のモチーフとなった 小津安二郎監督の『東京物語』デジタルリマスター版も同じく上映されることが伝えられた。山田監督は、「今回はコンペではなく招待で、しかも一番大きなホールでの上映で栄誉な事と聞いています。とても良かったと思っています。行きたかったのですが仕事で行けないのが残念です」とコメントした。
2013年1月15日
『東京家族』
2013年1月19日(土)全国ロードショー
公式サイト:http://www.tokyo-kazoku.jp/