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橋爪功、“妻”・吉行和子の言動にヤキモキ…『東京家族』初日に撮影裏話を披露

東京家族

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山田洋次監督 第81作目となる最新作『東京家族』が19日(土)に初日を迎え、丸の内ピカデリー1の上映後舞台挨拶に、山田監督をはじめ、橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、林家正蔵、妻夫木聡らキャストが集結した。
橋爪功、“妻”・吉行和子の言動にヤキモキ…『東京家族』初日に撮影裏話を披露

山田洋次の監督作81作目、監督生活50周年記念作品となる新作『東京家族』は、日本映画界の巨匠小津安二郎監督に捧げる作品。家族の絆と喪失を描いた『東京物語』から60年、現代の東京を舞台に家族の絆を描いていく。

舞台挨拶で山田監督は、「2010年の秋から準備を始めて、震災で延期をしてようやく封切りを迎える事が出来ました。この映画は4組のカップルが主役の映画です。それぞれが素敵なアンサンブルを奏でてくれた。たくさんの人に見て欲しいと思っています」と客席にメッセージ。

撮影中のエピソードを聞かれた橋爪は、監督と家が近いことを明かし、「撮影中に近くのマッサージ店に行ったら、「奥に監督がいる、挨拶しますか」と言われたけど慌てて「いい」と言いました。リラックスしに来たのに緊張しちゃうからね(笑)」と話し、さらに、「クランクアップの時に吉行さんが監督の耳元で何かつぶやいて、監督がとても感動されてたんですよ。でも何と言ったのか教えてくれない。「僕の奥さんなのに!」と嫉妬してました」。すると吉行は、「何を言ったのかは墓場まで持って行きます(笑)」と返し、“夫婦”仲のよさをみせつけた。

また、劇中での家族が大好きになったという吉行は、「特に妻夫木さんが演じた昌次は大好きで、撮影が終わっても離れがたかった。でも他の作品でクレイジーな役を演じていらっしゃるのを見て、ふっきれました(笑)。長男役の西村さんは、お医者さんで成功している役なので、安心してほっておきました(笑)」と話し、会場を笑わせた。

初共演の吉行に積極的に話しかけていたという妻夫木は、「でも意識的に距離をおいている橋爪さんが、すぐお近づきになってくる(笑)」と明かすと、橋爪は「吉行さんに色々質問をしていたみたいなんですよ。「どんな入浴剤を使っているか?」とまで聞いてるんですよ(笑)」と、“夫”として気が気じゃない様子。吉行は、「“蘇れ赤ちゃん肌”っていう入浴剤を使ったって答えたけど、あの時「絶対無理だよ」って思ってたでしょ(笑)」と妻夫木を問いただすと、妻夫木は慌てて「そんな事ないですよ(笑)」と答え、会場は爆笑に包まれた。

イベントでは本作が、ベルリン国際映画祭と香港国際映画祭で上映が決定したほか、台湾、香港、シンガポールで配給が決定、ドイツ、スイス、フランス、北米、インド、韓国などからも映画祭含めてオファーが来ていることも発表された。

山田監督は、「震災後、“絆”とたくさん言われましたが、震災が家族について考えなくていはいけない大きなきっかけになったと思います。撮影の延期についてはとても迷いましたが、延期して良かったと思っています」。さらに、「『東京物語』の時代にはなくて、今あるのは、地方の過疎の問題や独居老人の問題。尾道が舞台だった『東京物語』ではまだ人が地方にもたくさんいましたが、今は少なくなっています。この国はそれでいいのかと、寅さんを撮っている時からずっと思っていました。我々は未来の幸せを見ながら進んでいるのでしょうかね」と問いかけ、舞台挨拶を終えた。
2013年1月21日
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『東京家族』
2013年1月19日(土)全国ロードショー
公式サイト:http://www.tokyo-kazoku.jp/