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坂上忍、スーパーコンピュータ役吹替えでダメ出しされ「俺じゃなくても…?」

トランセンデンス

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ジョニー・デップ主演の近未来SF大作『トランセンデンス』(6/28公開)の吹き替え版完成披露試写会が17日(火)、都内で行われ、スーパーコンピュータPINNの吹き替えを担当した坂上忍と、お笑い芸人のバービー、映画字幕翻訳家の戸田奈津子が出席した。
坂上忍、スーパーコンピュータ役の吹替え挑戦で「俺じゃなくても…」

40年以内に現実に起こると言われている<コンピュータが人類の知性を超える現象=トランセンデンス>を描いた本作。坂上忍が本作で吹き替えを担当するのは、物語の鍵を握るスーパーコンピュータPINN。人類の200万年の歴史の知識という財産をすべて自分のものにし、抜群の観察眼と驚異の分析力を持ち何もかも知り尽くしたその量子コンピュータ役には、「人生の酸いも甘いも知り尽くし、独自の人物眼と人生観を持つ超越俳優・坂上忍しかいない」という熱烈なオファーにより実現した。

この日は、“サイバー超越プレビュー”とあって、ジョニー・デップ登場の期待が高まる中、ベテラン通訳の戸田奈津子が登場すると、会場はどよめき立ち、期待の歓声。舞台に並んだモニター上に、ジョニー・デップが現れると、歓声はため息とともに一気に笑いへと転じ、和やかムードの中イベントがスタート。モニター上のジョニーが「今日は皆のもとに行けないけれど、ネットワークを利用して来れたから楽しんでいってください」と挨拶すると再び歓声があがった。そしてジョニーからスーパーコンピュータの吹き替え役の紹介があり、ステージに設置されたスーパーコンピュータPINNから登場したのは坂上忍。

今回のスーパーコンピュータの吹き替えについて聞かれると「さっきの声、俺?5回くらいダメだしされたけど、どうせ加工してるし俺じゃなくても良かったんじゃないの?」とお決まりの毒舌トークを展開。そんな坂上にジョニーは「No,no.シノブガサイコー」と日本語で返し、坂上を起用した理由について「ピントキタ、PINNダケニ」とジョークを飛ばした。これに坂上は「演技は上手いけどギャグセンスはないね」と言いつつ、「というかこれ、インストールされたジョニデってことでしょ?十分嬉しいけど」と喜んだ。

このモニターの声は、音声合成システムによってジョニー・デップの声をもとに生成されており、何度もジョニー本人と仕事をしてきた戸田も「合成とは思えない。まさにこういう話し方をする」と感心。コンピュータゆえに「いつもより滑舌がいい」という話題に坂上は「ジョニー・デップは滑舌が悪いところがかっこいい」と答え、映画については「楽しめました。作品の緻密な構成や画作りが、自分も監督をしているので、尊敬できるような仕上がりだった」とコメントした。

その後、坂上から「美女を”超越”した美女」と紹介され登場したのが、バービー。坂上は「美女を“超越”するとこうなる。近くで見るとすごいね。戸田さんも近づいて見てください」と煽り、戸田が「SF映画のイベントらしい方ね」とフォローするも、坂上は「SFというか、地球外生物!」と言い放ち、会場を盛り上げた。

映画についてバービーは「映像がすごい。最後は夫婦の愛を感じて、キュンキュンして、ジョニーにフォーリンラブしちゃった」。そして、「永遠に死なないような未来がくるとしたら?」との質問には、「永遠の命だけでなく劇中ではいろんなことが可能になるから、今でも十分きれいだけど、究極の美を得たい。特に、お尻をもっと外人好みの大きめにしたい」と回答した。

その後、絶妙に噛み合わない会話をする坂上に対しバービーが「本当は私のこと好きなんじゃないの?」と歩み寄り、1人で「イエス、フォーリンラブ!」を披露。そこへモニターのジョニーから「チャーミングバービー、イエス!フォーリンラブ」とサプライズメッセージが送られ、バービーが有頂天に。最後に本作の見所について坂上は「人の怖さや、愚かさや、切なさが出ていて考させられる映画」とアピールしイベントを締めくくった。
2014年6月18日
『トランセンデンス』
2014年6月28日(土)全国超拡大公開/6月27日(金)先行公開
公式サイト:http://transcendence.jp/