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ディカプリオ、ジョナ・ヒルのアドリブのせいで「ハマチ50巻も食べさせられた」

ウルフ・オブ・ウォールストリート

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1月31日(金)公開『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のジャパンプレミアと記者会見が28日と29日に行われ、レオナルド・ディカプリオ(主演・製作)、ジョナ・ヒル、マーティン・スコセッシ(監督・製作)が出席。本作に込めた熱い思いを語った。
ディカプリオ、ジョナ・ヒルのアドリブのせいで「ハマチ50巻も食べさせられた」

28日(火)、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたジャパンプレミアでは、ハリウッドで今一番ホットな3人が揃うとあって、ファングリーティングに200人、舞台挨拶に640人、さらには近年まれにみるほどの約250名という多数のマスコミが駆けつけ、盛り上がりを見せた。イベントでは、本作をイメージしたイエローカーペットに、レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーティン・スコセッシ監督が登場。寒空の下ずっと待っていたファンに丁寧にサインをしながらファンサービスを行った。

続く舞台挨拶では、満席の約640名のファンが、黄色いスティックバルーンを両手に盛大にお出迎え。黄色に染まった会場の大きな歓声に笑顔で応えたディカプリオは、本作がアカデミー賞の主要5部門にノミネートされていることについて「本当に光栄だよ!僕自身とても情熱を注いだ作品だから、アカデミーがこの作品を認めてくれたという事だけでも十分満足だ。この作品を作れたというだけでもう賞を取ったような気分さ!」とコメント。さらに、貯金ゼロから年収49億円を稼ぎ、“ウォール街のウルフ”と呼ばれた主人公の役どころついて「僕の演じるキャラクターはとても下劣なキャラクターだ。この人物は時代の産物だからこそ、独創的でユニークなものにしたいと思って演じたよ」と語った。

ディカプリオの相棒役で、今回が初来日のジョナ・ヒルは日本での印象を「日本のファッションも芸術も日本食も大ファンだったから、今回の来日をすごく楽しみにしていたんだ!博物館や美術館や京都にも行ってみたいし、次郎の寿司も食べたいな!」と大興奮。スコセッシ監督は「レオも私もキャラクターを自由に表現するということにこだわっていたよ。何でもアリなキャラクターを自由に表現することで、演技のうえではさらに高いレベルを目指すことがでたと思っているよ」と語り、映画界最強タッグの関係をみせつけた。


ディカプリオ、ジョナ・ヒルのアドリブのせいで「ハマチ50巻も食べさせられた」

翌日の29日(水)、ウォール街が舞台の本作にちなみ、世界三大証券取引所のひとつでもある東京証券取引所にて記者会見が行われた。ディカプリオらは珍しそうに会場中を見渡しながら登場し「東証に来られてうれしい。映画にふさわしい場所だ!」と、ご機嫌で会見がスタート。

本作についてディカプリオは、「これまで2作品どうしても映画化しなければと情熱を傾けた作品が2本あった。『アビエイター』と『ウルフ・オブ・ウォールストリート』だ。どちらもスコセッシ監督だね。2008年の金融崩壊以降、世界の事情に興味を持つようになったし、世界中の出来事を体現しているようなジョーダンに興味を持ち、彼のことが頭から離れなかった。そしてこれを撮れるのはスコセッシ監督だけ。彼はキャラクターを丁寧に描いてくれる。彼がこの仕事を受けてくれるまで長いこと待った」と並々ならぬ思い入れがあった様子。

これにスコセッシは「引き受けるまでにしばらく時間がかかった。自分がどういう形でできるか考えたときにレオのこの作品にかける情熱が一番のポイントだった。撮影中、みんながこの現場にいたい、この映画を作りたいと思えることが大切ですから」とディカプリオの情熱を受け入れたことを明かした。

また、日本人にはちょっとショッキングな内容ではないか、大金持ちの腐敗や不正は受け入れられると思うかという質問も飛び出したが、これにはディカプリオが、「賛否両論がある映画だと思う。ジョーダンのライフスタイルは他人の金を自分や会社に注ぎ込んで快楽を求めるようなもので、もっと厳しく罰せられるべきと言う意見もあった。でもこの映画で描かれているのは真実なんだ。日本の人にもこの映画を受け入れてほしいと思う」と真摯に答えた。

ジョナ・ヒルは共演シーンについて、「この映画は2人のパートナーシップ、友情がだんだん崩れていくパートも非常に魅力的なんだ。2人で寿司を食べるシーンでは本当はレオが言うはずの『ハマチを食べなよ』というセリフを僕が先に言ったんだ。『マグロもあるよ』というアドリブも入れたりしてね。だからレオはその後何テイクもハマチを食べる羽目になってしまったんだ。最終的には気持ち悪くなってしまうほどにね」と、茶目っけたっぷりに告白。これにはディカプリオも「最終的にハマチ50巻は食べたよ」と苦笑いする一面も飛び出した。

さらに、主人公ジョーダンのように派手にお金を使うなら?との質問には、「センチメンタルと言われるかもしれないけど、ジャングルや雨林やサンゴ礁を買い取って守りたい」と環境保護への関心が強いディカプリオらしいコメントも。

最後は、東京証券取引所ならではの株価が流れる掲示板をバックにフォトセッション。この日は、くるくる回る掲示板には、異例ながらも『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のタイトルが表示された。さらには、日本での大ヒットを祈願して金色に輝く大きなくす玉が用意された。初めて見るくす玉を前に3人は驚きながらも興味津々の様子で、ワンツースリーの掛け声のもと一斉にひもを引き、見事にくす玉を割ることに成功。くす玉からは「史上最高値祈願!ウルフ・オブ・ウォールストリート」と書かれた垂れ幕が現れ、日本での大ヒットを笑顔で前祝いした。
2014年1月30日
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
2014年1月31日(金)より全国公開
公式サイト:http://www.wolfofwallstreet.jp/