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深田恭子「不倫は映画の中だけで楽しんで」─ 東野圭吾原作映画『夜明けの街で』完成報告会見

夜明けの街で

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人気作家・東野圭吾の原作を、岸谷五朗×深田恭子という豪華カップリングで映画化した『夜明けの街で』。本作の公開に先駆け、六本木アカデミーヒルズにて完成報告会見が行われ、岸谷五朗、深田恭子、木村多江、そして若松節朗監督が登壇した。
深田恭子「「不倫は映画の中だけで楽しんで」東野圭吾原作映画『夜明けの街で』完成報告会見

映画『夜明けの街で』は、幸せな家庭と会社での安定した地位に恵まれた主人公が、ミステリアスなヒロインと出会い、甘く残酷な不倫の恋に溺れてゆくさまを描いたサスペンス・ドラマ。

妻子がありながらも年下女性との恋に溺れていく主人公・渡部を演じた岸谷は、「渡部の心の変化を緻密に捉えて演じるように気をつけていましたが、女性2人の間で揺れ動く渡部を演じきるのは本当に大変でした…」と振り返り、「すごく繊細で、それぞれのキャラクターが苦しい思いを抱えている映画です。若松監督の描く世界観をたっぷり楽しんでください」と作品をアピールした。

15年前に起こった殺人事件に関与する、謎めいた魅力を持つヒロイン・秋葉を演じた深田は、「秋葉役を演じるのは、私にとって大きな挑戦でした。新たな深田恭子を楽しみにしていてください」とコメント。9月23日より公開される『セカンドバージン』では“不倫される側”を演じるだけに、「不倫は映画の中だけで楽しんでくださいね(笑)」とも付け足した。

不倫されてしまう妻役を演じた木村は、役作りについて、「いかに不倫に気付いていない“フリ”をするか、本当は気づいていることをどう匂わすかがポイントかなと思って演じていました」。映画については、「自分だったら、どの役に共感できるだろう…と色々な見方が出来て、サスペンス、ラブ・ストーリー、ホームドラマと、色々な観点から観ることのできる作品だと思います。それぞれの楽しみ方で観ていただけると嬉しいです」と語った。

会場に集まった報道陣から、映画で描かれている「不倫」についての見解を聞かれた岸谷は、「まさに地獄」とひと言。一方、深田は「結婚に夢を持ちたいです。不倫のお話しを聞くと寂しくなります」と、ミステリアスな役柄とは裏腹に、純粋なコメントを披露。木村は、「男性は弱い部分があるからこそ不倫に走ってしまうのかも…。深田さん演じた秋葉はすごく魅力的だし、デートの誘い方も上手!!これは仕方が無いかな…」と話した。

若松監督は、「岸谷さんほど、不倫の似合う男はいない、深田さんは若くて美しく、魅力溢れる女性、木村さんは、美しさはもちろんですが、静かな怖さを演じさせたら他にいない。こんな素敵な出演者の方々のおかげで完成しました。様々な角度から楽しめる、興味深いテーマを描いた作品になっています」と作品の出来に自信をみせ、「どのタイミングで妻は渡部の不倫に気付いたのか」という質問に、「朝帰りが決定的ですね。世の奥様方は本当によく気がつきます。普段しない行動や仕草、特に、においには気をつけて下さい!」と男性陣に警告を促した。

また、この日は、原作者の東野圭吾から、「この小説を書く時、面白くて、甘く切なく、そして少し怖い話にしようと思いました。今回、映画化された作品を見て、その狙いが小説以上に達成できていると感じました。作者であるにもかかわらず、先が読めずにどきどきしました。現在不倫を画策中の人に警告です。まずは、この映画を見てください。それでも尚かつ不倫をするというのなら、もう止めません。どうぞ甘い地獄に堕ちてください」とのコメントも披露され、若松監督は、「原作者からのコメントを頂けるなんて嬉しい限りです」と感動をあらわにした。
2011年8月12日
『夜明けの街で』
2011年10月8日(土)全国ロードショー!!
公式サイト:http://www.yoakenomachide.jp/