特集 フィリップ・シーモア・ホフマン [ We Love Hoffman! ]

『ブギーナイツ』『ハピネス』『マグノリア』など、スクリーンに登場するたびに唯一無二の存在感を放ち、文豪トルーマン・カポーティを演じた『カポーティ』で第78回アカデミー賞 主演男優賞を受賞。名実共にハリウッドを代表する名俳優となったフィリップ・シーモア・ホフマン。この秋、彼の出演作『パイレーツ・ロック』『脳内ニューヨーク』の2本が公開!シネマトリビューンでは「We Love Hoffman!」を宣言し、ぽっちゃりキュートなホフマンの魅力に迫ります。

フイリップ・シーモア・ホフマン

1967年、ニューヨーク州生まれ。ニューヨーク大学のティッシュ・スクール・オブ・ドラマ卒業。自身の製作会社で製作総指揮も手がけた『カポーティ』でアカデミー賞主演男優賞、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞。その後も『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』、『ダウト〜あるカトリック学校で〜』でアカデミー助演男優賞にノミネートされるなど、演技派として誰もが認める地位を築いている。

『パイレーツ・ロック』

豪傑!ホフマン

アメリカからやってきた、身体も発言もビッグなDJ“ザ・カウント(伯爵)”を貫禄たっぷりに演じる。ゴールデンタイムを受け持つ人気DJだが、放送禁止用語≪Fワード≫を電波に垂れ流したうえ、ナンバーワンの座をかけてギャヴィン(R.エヴァンス)と“船上での果たし合い”に発展するなど、熱き魂を持ったクールな兄貴分。渋みのある低い声にシビれること必至。

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60'sを中心としたゴキゲンな音楽で彩られる本作はサントラも必聴だが、なんと言っても劇場の大画面でDJたちの心意気に熱くなりながら、大音響で流れてくる音楽に耳を傾けるべし。

プレゼント

『脳内ニューヨーク』

悩めるホフマン

ニューヨークに住む人気劇作家ケイデン・コタード。妻子に捨てられ、好意を寄せてくれる女性との関係も発展させることができず、舞台女優と結婚するも、元妻子への未練からうまくいかない、しかも原因不明の病気にかかり…。人生に行き詰まった感がひしひしと伝わってきて、つい手を差し伸べたくなる、困った子犬のような表情が魅力的。

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登場人物が現実と虚構で複雑に絡み合い、随所に仕掛けられた摩訶不思議な設定に煙に巻かれ、さらに難解モードへ…。一度観ただけでは理解不能な世界観はきっと皆同じなのでご安心を。

プレゼント

(ミニ)フィリップ・シーモア・ホフマン史

肝っ玉の据わった傲慢キャラから善良で内気な青年など、様々な顔を見せるホフマンのこれまでの出演作の一部を紹介。

ブギーナイツ('97)
→マーク・ウォールバーグ扮するポルノスターに憧れるナイーブな音響マン。ピチピチ衣装と恋する眼差しがキモかわいい。作品詳細
マグノリア('99)
→死にゆく病人を献身的に介護する心優しい看護士。ブロンド&ぽっちゃり&赤ら顔でボー然と立ち尽くす顔がキュート。作品詳細
フローレス('99)
→デニーロ扮するカタブツな元刑事を相手に、陽気なドラッグ・クイーンを演じ、究極の芸達者ぶりを見せてくれる。作品詳細
あの頃ペニーレインと('00)
→主人公にアドバイスを送り続ける伝説のロック・ライター。登場場面は少ないながらも、カリスマ性バツグン。作品詳細
カポーティ('05)
→実在の文豪を演じる。 鼻につくほど高慢なセレブぶりを堪能しよう。作家としてのエゴと倫理観の間で苦悩する姿は圧巻。作品詳細
M:I III ('06)
→シリーズ史上最悪に憎たらしい敵役をふてぶてしく演じる。ホフマンの顔したトム・クルーズを演じるホフマンに注目。作品詳細
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー('07)
→主人公チャーリーの右腕として暗躍する気性の荒いCIA局員。サングラスに口ひげの、胡散臭くも堂々たる風貌がハマリ役。作品詳細
その土曜日、7時58分('07)
→両親の営む宝石店襲撃計画をたてるダメ兄貴。メタボなお腹とお尻を惜しげもなく披露した全裸シーンはあまりに衝撃的。作品詳細
ダウト〜あるカトリック学校で〜('08)
→生徒に慕われる人格者の神父を演じる。メリル・ストリープとの演技合戦は、鳥肌モノを通り越して、もはや恐怖。作品詳細
『パイレーツ・ロック』(C) 2009 Universal Studios. All Rights Reserved.
『脳内ニューヨーク』(C) 2008 KIMMEL DISTRIBUTION, LLC All Rights Reserved