ある女優の不在

時代をシンボリックに体現する3人の女優をめぐるヒューマン・ミステリー

ある女優の不在

ある女優の不在

3 FACES 2018年 イラン 100分

配給:

キノフィルムズ

公式サイト:

http://3faces.jp/

公開日:2019-12-13

2019年12月13日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー

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イランの人気女優ベーナズ・ジャファリのもとに、見知らぬ少女からの悲痛な動画メッセージが届いた。その映画好きの少女マルズィエは、女優を志して芸術大学に合格したが、家族の裏切りによって夢を砕かれて自殺を決意。その動画はマルズィエが首にロープをかけ、カメラ代わりのスマートフォンが地面に落下したところで途切れていた。動画のあまりにも深刻な内容に衝撃を受けたジャファリは、友人である映画監督ジャファル・パナヒが運転する車でマルズィエが住むイラン北西部の村を訪れる。マルズィエは本当に命を絶ってしまったのか。やがて現地調査を行うジャファリとパナヒは、イラン革命後に演じることを禁じられた往年のスター女優シャールザードにまつわる悲劇的な真実を探りあてていくのだった......。

長編デビュー作『白い風船』(1995)でカンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)、『チャドルと生きる』(2000)でヴェネチア国際映画祭金獅子賞、『オフサイド・ガールズ』(2006)でベルリン国際映画祭銀熊賞を相次いで受賞し世界三大映画祭を制したジャファル・パナヒ監督作。過去、現在、未来の3つの時代をシンボリックに体現する3人の女優をめぐる深遠なドラマ。女優としての“未来”を奪われた少女の自殺問題を発端とする物語は、“現在”を生きる有名女優ジャファリの心を激しく揺さぶり、イラン革命前に活躍しながらも今は隠遁生活を送る元スター女優シャールザードの悲劇的な“過去”を浮かび上がらせていく。第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で脚本賞を受賞した。

監督:ジャファル・パナヒ、出演:ベーナズ・ジャファリ,ジャファル・パナヒ,マルズィエ・レザイ

予告編・特報