イサドラの子どもたち
伝説のダンサー、イサドラ・ダンカンの遺したダンスから生まれた3つの喪失と再生の物語

イサドラの子どもたち
LES ENFANTS D’ISADORA
2019年
フランス/韓国
84分
監督:
配給:
コピアポア・フィルム
公式サイト:
公開日:2020-09-26
2020年9月26日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて公開
モダンダンスの始祖として知られるイサドラ・ダンカン(1878〜1927)。20世紀初頭、舞踊の世界に革命を起こした彼女は、1913年4月、二人の子供を事故で亡くし、その痛みに苦しみながら、亡き子どもたちに捧げるソロダンス「母」を創り上げた。それから100年の時を経て、現代に生きる4人の女性がイサドラの「母」と邂逅するーー。
『若き詩人』『泳ぎすぎた夜』(五十嵐耕平との共同監督)が話題を呼んだフランスの俊英ダミアン・マニヴェルが、まったく新しい試みで「母」の翻案に挑み、イサドラと子どもたちの物語を紡ぎあげる。女たちの身体を通して呼応し、伝播していく、喪失と再生の物語。物語を綴るのは、それぞれ異なる身体/年齢/境遇にある4人の女たち。イサドラの自伝と舞踊譜をもとに「母」の踊りと向き合う、振付師のアガト。対話を通じて新しい「母」を共作する若きダンサーのマノンと振付師のマリカ。そして「母」の公演を観劇したエルザは、自らと重ね合わせながら今夜の記憶を反芻する。
監督:ダミアン・マニヴェル、出演:アガト・ボニゼール,マノン・カルパンティエ,マリカ・リッジ