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妻夫木聡&松山ケンイチ共演。'60年代の若者たちの葛藤を描いた社会派ドラマ
1969年。理想に燃えながら新聞社で週刊誌編集記者として働く沢田(妻夫木)。彼は激動する“今”と葛藤しながら、日々活動家たちを追いかけていた。それから2年、取材を続ける沢田は、先輩記者・中平(古舘)とともに梅山(松山)と名乗る男からの接触を受ける。「銃を奪取し武器を揃えて、われわれは4月に行動を起こす」。沢田は、その男に疑念を抱きながらも、不思議な親近感を覚え、魅かれていく。そして、事件は起きた。「駐屯地で自衛官殺害」のニュースが沢田のもとに届くのだった。
文芸・映画評論、翻訳、エッセイなど広く活躍する川本三郎が自身のジャーナリスト時代に経験した日々を綴った衝撃のノンフィクションを、フィクションとして再構成し映画化。1960年代後半を舞台に、激動する「現実」と身を焦がす「理想」の狭間で葛藤する若者たちの青春を描いた社会派エンタテインメント。主演は、妻夫木聡と松山ケンイチ。共演には、忽那汐里、石橋杏奈、韓英恵、中村蒼といった若手から、長塚圭史、山内圭哉などの実力派俳優、さらには三浦友和にいたるベテランが顔を揃え、エモーショナルな物語を演出する。監督は『リンダ リンダ リンダ』『天然コケッコー』の若き奇才・山下敦弘。
監督:山下敦弘、出演:妻夫木聡,松山ケンイチ,忽那汐里