シネマトリビューン

『愛のむきだし』で第59回ベルリン映画祭へ、『冷たい熱帯魚』で昨年の第67回ベネチア国際映画祭へ、『恋の罪』が今年の第64回カンヌ国際映画祭に出品され、発表した作品が連続で世界３大映画祭へ出品されるほど国際映画祭常連で、海外からは常に注目され、高く評価されつづける園子温監督。

最新作の『ヒミズ』は、3.11後に脚本を大幅に変更し、被災地で撮影を敢行したことも話題に。本作は、今年の第68回ベネチア国際映画祭で満を持してのコンペティション部門へ出品され、現代を生きる少年少女の未来を描いたパワフルな青春感動作として高く評価されたほか、主演の染谷将太、二階堂ふみ二人をマルチェロ・マストロヤンニ賞の受賞へ導いた。さらに、先の『冷たい熱帯魚』で、スポーツ報知映画賞で監督賞を受賞（授賞式は12月21日）、女優である神楽坂恵との結婚報道が、大きく報道されるなど、公私ともにいま最も注目される映画監督だ。

園子温監督の地上波への生出演は、自身初のこと。同番組では、アラーキーこと荒木経惟、三池崇史、麿赤児、町田康、松尾スズキなど一筋縄ではいかないゲストも多数出演してきた。いま最も注目される鬼才・園子温監督が、どんなスタジオトークを繰り広げるか注目される。

出演は、12月20日（火）午後1:05〜1:55 NHK総合テレビ「スタジオパークからこんにちは」。