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オカマ役の安田顕、撮影終了後もムダ毛処理 『小川町セレナーデ』完成披露試写会

小川町セレナーデ

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9月26日(金)、映画『小川町セレナーデ 』の完成披露試写会が、新宿2丁目のオネエ様限定で行われ、主演の須藤理彩、藤本泉、安田顕、原桂之介監督が舞台挨拶に登壇した。
オカマ役の安田顕、撮影終了後もムダ毛処理 『小川町セレナーデ』完成披露試写会

映画『小川町セレナーデ 』は、寂れた“スナック小夜子”を「オカマバー」として再建しようと奮闘する、一風変わった家族の物語。この日客席に招かれたのは、お仕事帰りの新宿2丁目のオネエ様たち総勢30名。登壇者も壮観な客席を前に感無量の様子だった。

“スナック小夜子”を経営するシングルマザー真奈美を演じた須藤理彩は、「真奈美という女性は行動を起こすより、起こっていることを受け入れる“強さ”を持っている女性。ぶれないものを持っていないと演じられないなと思いました」と、自身の演じた役柄を語り、共演の藤本泉について、「見た目クールビューティーで賢そうな子なんだけど、相当な天然ちゃんです(笑)人は見た目じゃないなと、逆にいとおしくなりました」

“偽オカマ”としてスナック再建に奮闘する娘・小夜子役の藤本は、真冬の撮影で「薄いドレスで夜道を疾走するシーンが一番辛かった。監督に「あそこまで走ってください」と言われたんですがそこが見えなくて(笑)」と苦労を振り返り、「監督に、ショーも見られるお店に連れて行っていただいて、本当にダンスが素晴らしかった。これはダンスをがんばらないと!と思いました」と役作りを語った。

オカマのダンサー“エンジェル”を演じた安田顕は、「僕が一番気をつかったのは身だしなみですね。ムダ毛処理が特に大変で、撮影が終わった頃にやっと習慣が身に付きました。付け爪も嬉しかったですね。ネイルにもアルファベットで「エンジェル」って入れてくださったのですが、頭文字が「A」じゃなくて「E」になってました(笑)」とオネエ役を楽しんでいたようで、須藤も「普段からエンジェルでいてくださって、日をおうごとに指先、手つきが女性になっていってました」と明かした。

原桂之介監督は、「10年前、「寂れたスナックが、オカマバーのふりをする」とスタッフの方が言った一言から始まり、映画の発想につながっていきました」と製作までの経緯を語り、「俳優陣、スタッフ、みんなで一丸となって作った映画です。俳優陣のみなさんは楽しくおしゃべりできるときと作品のことを話す時のメリハリのきいた、とても楽しい現場でした」と撮影を振り返った。

最期にそれぞれが「年齢も性別も色んな人たちが登場する映画です。幅広い方々にご覧頂いて、共感していただいて、見終わったあとに温かいものを胸にもって帰っていただけたらと思います」(須藤)、「家族のいろんな形、切っても切れない家族の絆を感じていただけるあたたかい作品になっています。そこをぜひ見て頂きたいです」(藤本)、「撮影に入る前に2丁目のお店にも何度か行かせて頂きましたが、一番怖かったのは皆さん(オネエ様)の評価でした。責任を持ってやらせていただきました。よかったらぜひ口コミで広げていただけたらと思います」(安田)とアピールし、舞台挨拶を締めくくった。
2014年9月26日
『小川町セレナーデ』
2014年10月4日(土)より、角川シネマ新宿、川崎チネチッタほか全国順次公開