ニュース&レポート

辻村深月、映画『太陽の坐る場所』に太鼓判!山梨にて矢崎仁司監督とトークイベント

太陽の坐る場所

  • Facebookでシェアする
  • ツイートする
10月4日(土)公開の映画『 太陽の坐る場所』のトークイベントが7日(日)、第10回やまなし映画祭にて行われ、矢崎仁司監督と原作者・辻村深月が登壇した。
辻村深月、映画『太陽の坐る場所』に太鼓判!山梨にて矢崎仁司監督とトークイベント

映画『太陽の坐る場所』は、女性から高い共感を得る辻村深月の同名小説を完全映画化。高校の同窓会をきっかけに、クラスの女王だった「響子」の座を奪ったある事件の真相が明かされていく。そこには、同じ名前を持つもう一人の今日子がいた…。誰もが一度は経験したことのある、教室での格差、同級生への嫉妬、妬み、下心…。純粋さの裏に隠されていた残酷な悪意がむき出しに描かれた青春ミステリー。

舞台上に登場した矢崎監督と原作者の辻村深月は、早速、山梨での先行公開が9月27日と迫ってきたことについて、「早くみんなに観てもらいたいという想いがずっとありました。いよいよ公開が近づいてきて嬉しく思います」(辻村)、「いつか絶対に映像化するぞ!と思っていた辻村文学に挑めたことが一番嬉しかったです」(矢崎監督)と、完成した映画への喜びを語った。

撮影当時の想いを聞かれると、矢崎監督は「人の心の内面を触ってくるような作品が“辻村文学”には多いと思います。この作品は特にそうだと思うので、脚本からすごく時間がかかってしまって。本当に深いです」とまさに“挑む”ことになった映像化までの秘話を告白。

トーク中“辻村文学”と語る矢崎監督に対し、「“辻村文学”と言っていただいたのは矢崎監督が初めてなんです。そんな風に真摯に向き合ってくれる方にこの作品を映像化していただけたことが何より良かったと思います。心が震える程嬉しかったんです」と当時の心境を明かした辻村。映画は原作とは違うミステリーとして作られていることについて、「原作は二人の名前をキョウコという表記にしてミスリードを誘っているので、映像にするのはとても難しいと思っていました。でも、映画を観させていただいて、水川さんと木村さんが演じるキョウコの間に何があったのか、そこにとても引き込まれていて。私にとっては、大事に大事に育ててきた娘をお嫁に出すような感覚でもあったので、本当にいいお家に嫁がせてもらったなと実感します」と、映画を絶賛した。

最後に矢崎監督は「誰もが思い出せる記憶のカケラに触れることができる作品。高校生の当時のことを思い出しながら観てくれたら」と観客へメッセージを送り、それに応える形で辻村も「映画の冒頭、原作通りの映像からスタートします。私ここ書いた!!とも思ったし、自分の高校時代を観ているようでもありました。きっと、自分の人生の一場面が封じ込められている作品になっていると思うので、ぜひ、楽しんで下さい」と語り、トークショーを締めくくった。
2014年9月8日
『太陽の坐る場所』
2014年10月4日(土)より、有楽町スバル座ほか全国ロードショー 9月27日(土)より、山梨にて先行ロードショー